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2017年12月25日08:20

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きよしこの夜の起源

「きよしこの夜の起源」

http://9001.teacup.com/sfk/bbs/18331 (写真入り記事)

メリークリスマス! クリスマスおめでとうございます。

日本は、10月31日のハロウィンが終わると、クリスマスの飾りが飾られ、「世界一・クリスマスを祝う国」の一つではないかと思います。

クリスマスの賛美歌というと「きよしこの夜」を思い浮かべる人が多いのではないかと思います。

今日は、「きよしこの夜」の起源についてお話ししたいと思います。

1818年のことでした。いよいよクリスマスというある日の午後、オーストリアのオーベルドルフという小さな村の教会で、一つのハプニングが起こりました。

村の学校の校長先生はグルーバーさん、教会のオルガン奏者でした。大事なクリスマスの礼拝のため、練習しておこうと、教会のオルガンの前に座り、ペダルを踏みましたが、さっぱり音が出ません。先生はまっさおになりました。

調べてみると、ねずみが空気ぶくろに穴をあけたことがわかりました。すぐに修理など、とてもできる状態ではありません。先生は生きた心地がしませんでした。たいへんなことになりました。

そこに、牧師のヨセフ・モーア先生がやってきました。「グルーバー先生。オルガンがだめなら、ギターがあります。これは私がつくった詩ですが、先生、ギターで歌えるように、曲をつけてください。」

1、きよしこの夜 星はひかり
救いの御子は まぶねの中に
ねむりたもう いとやすく

2、きよしこの夜 み告げうけし
まきびとたちは 御子の御前に
ぬかずきぬ かしこみて

3、きよしこの夜 御子の笑みに
めぐみのみ代の あしたのひかり
かがやけり ほがらかに

その詩は、前日、モーア牧師が、赤ちゃんの生まれた山小屋の家族を見舞ったあと、雪明りの中を下山したとき、あまりの静けさと、聖らかな美しさに深く感動して描いたものでした。

詩を読んでいくうちに、グルーバー先生の心に、熱いものがこみあげてきました。イエス様がお生まれになった夜は、きっとこの詩のとおりだったにちがいありません...。

こおりついた雪を踏みしめ、教会に集まった村の人たちは、生まれてはじめて、オルガンなしの礼拝を経験しました。

ギターとともに聖歌隊が歌うこの讃美歌の、シンプルな美しさに深く感動しました。

こうして、ジレルタルの谷間に流れた「きよしこの夜」の歌は、歌いつがれて、ついに全世界をつつんでしまったのでした。

もしも、オルガンがこわれなかったら、この讃美歌は世に現れなかったでしょう。

ですから、現実に起こるどんな問題やハプニングにも負けることなく歩んで行きたいものです。

この讃美歌が最高のマイナスの状況の中にあって、最高のプラスの出来事として作られたように、御子イエス・キリストを信じる人生は、すべてのマイナスの出来事が、最高のプラスに変えられるのです。

クリスマスのメッセージとは、大逆転のメッセージなのです。

素敵なクリスマスデーをお過ごし下さい。
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