mixiユーザー(id:31644945)

2017年12月24日16:05

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『イージスアショアで中国のミサイルは防げない』

北朝鮮のミサイルの脅威に対応する事を口実に安倍ちゃんはイージスアショアを配備しようとしているようだ。そして聞くところによると中国からの巡航ミサイルにも対応できるようにしようとしてるという。https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171017-00050103-yom-pol
しかしこれは根本的に間違いである。北朝鮮からのミサイルなら打ち落とせるかもしれないが、中国のミサイルはそんなに甘くない。

まず中国からのミサイルを迎撃できるかだが、残念だが迎撃できる可能性は非常に薄い。
弾道ミサイルであるが中国の主力の中距離ミサイルはDF21Cというタイプ。このタイプのミサイルは2段式で終末誘導機能を持つ。このミサイルは主にアジアにあるアメリカ軍の基地を攻撃するために設計されている。つまりTMDやNMDを突破する能力を持っている。
目標に近づくとこのミサイルはおとり弾頭を発射する。この弾頭と本物を識別するのは難しい。さらにこのミサイルは複数の弾頭を搭載できる。そのうえ弾頭は軌道を変更する能力を持っている。
迎撃ミサイルの命中率は100%でないのに、さらにこのような仕掛けがあるのだから迎撃は殆ど不可能に近い。

巡航ミサイルでいえば、イージスアショアのレーダーが高空の弾道ミサイルと低空の巡航ミサイルを同時に監視する事はできない。加えて爆撃機や潜水艦から太平洋側から撃ってきたらレーダーで探知できない。海上型と違って向きを変える事ができないのだ。

それにいざ戦争となれば中国側は数十発を同時に発射してくる。とても2箇所のイージスアショアだけでは防げないのだ。しかも迎撃ミサイルの値段は1発5億円だから、ミサイル防衛をしようとしても幾ら金があっても足りない。

イージスアショアを金科玉条のようにいうが、それは北朝鮮のような単純なミサイルに対して有効なだけである。中国やロシアなどの高性能なミサイルには対応できないのだ。

安倍ちゃんはことさら北朝鮮のミサイルの脅威を強調するが、日本はもう十数年前から中国やロシアのミサイルの標的なのだ。いまさらなにをである。
北朝鮮の脅威がなくなれば、日本には高価な役に立たないミサイル防衛システムだけがのこる。

https://blogs.yahoo.co.jp/mos_ic_make/49302509.htmlより引用
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