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2017年12月24日00:23

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久しぶりに見た四つの映画。

最近は、もっぱら、映画ではなく、TVアニメを見ています。
でもたまに見たかった新作映画が安く借りられるようになると
映画も借りて見たりします。そんな感じで今回見たのが

『君の名は。』
日本は元より、海外でも大ヒットしたらしい超有名なアニメですね。
ということでとても期待して見たのですが、私には合いませんでした。
SFでは定番の、「男女で心と体が入れ替わる」と「タイムスリップ」
の2つの要素が合わさって、3年前に隕石落下の大災害で死んだ女子高生を救うために
二人が入れ替わりながら奔走する男子高校生を描いてますが
「入れ替わり」時の二人の挙動があまりに不自然だし、
「タイムスリップ」したことによる矛盾がうやむやにされていたようで
ま、丁度、今見ているアニメの『物語シリーズ』で
10年前に交通事故で死んだ八九寺を「タイムスリップ」して救って
その10年後に戻ってきたら、自分は既に死んでいて、世界も崩壊していた…
という『まよいキョンシー』を見た直後だったかもしれませんが…
ま、そんな事を考えてしまう人に、こういう映画は向いてないのでしょうね。

『ラ・ラ・ランド』
実写のミュージカルで、タイトルも楽しそうだったので見てみました。
冒頭、渋滞の中、突然歌いだすヒロイン、
すると周りのドライバーが皆、歌いだし、踊り出し、
という、まるでインド映画のようなミュージカル。
ちょっと寒気を感じましたが、ただ、ハッピーエンドは確信していたのです。
ジャズのお店を出すのが夢のジャズピアニストと
女優になるのが夢の二人が出会い、葛藤しながらも夢に向かっていく……。
そして数年後、
どこで歯車が狂ったのか、二人は別々の生活をしていて、
彼女は、別の人と結婚していて、二人でふと立ち寄ったジャズバーで
昔の彼が、自分の店でピアノを弾いているを見つける。
そして、二人がゴールインする別の人生を回想し、
その後、またそれぞれの人生に戻っていく…という
ミュージカル映画にあるまじきエンディングでした。
二人が、それぞれの夢を実現してはいましたが、
「人生の成功」が「人生の幸せ」とは限らないというのが私の持論です。

『カンフーパンダ3』
CGアニメの、ドリームワークスの作品です。
本作の1と2も勿論見てます。
今、パンダブームだからではないですが
(本作のパンダはまったく可愛くは無いし)
ただ、ただ、勧善懲悪で、主人公がうんと頑張るのが単純によろしい。

『シング』
こちらも動物のCGアニメですが、ピクサーでもドリームワークスでもありません。
『ペット』や『ミニオン』を生み出したところです。
なので、キャラデザインに少々個性があるかもしれません。
タイトルの通り、歌を扱っていますが、ミュージカルのオーディションが題材で
映画自体がミュージカルな訳ではありません。
私はいつも日本語版を見ますがこのような映画の場合、
歌の所はそのまま原板が使われることが多いですが、
本作では半分位、吹き替えで日本人が歌っていました。
特に素晴らしかったのが、気の弱い象のミーナが初めて観客の前で歌うシーン。
その場の全員がその歌声の素晴らしさに息を飲むのですが
その歌は吹替えでミーシャが歌っていました。とても素晴らしかったです。
後で原板のサントラも聞いてみましたが、断然吹替えの方がオススメです。
他の曲の選曲も素晴らしく、各所でナミダが出てしまいました。
ストーリーでは無く、歌の素晴らしさに感動です。

という訳で私は『君の名は。』では泣けず、『シング』で泣く変人なのでした。
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