希望は決して潰えない♪ ☆

昨日は、日曜夜に観た
STAR WARSの強烈な余韻の中で
増殖する ecstasy を楽しんでいた

舞台は fiction であっても、
「人の心の動き」は僕らと変わらない

「知識や力を持つと弱者を見下して
虐げるようになる」

この本能は、人間である限り
捨てられないのだろう
そこを愛と理性で何処まで抑え込めるか？
が、その人の「人格」とか
「品格」として現れてくる気がする

元々、人間全員が持っている資質だから
チョッと心が不安定だったり、
油断をすると・・・
それは直ぐに顔を出してくる

周りにチヤホヤされたり、
煽てられ、持ち上げられると
自分が覇者のような気分になる事は
そこに悪意があろうと、なかろうと
人間の「性」に由来する衝動だ

ただ、
それを自覚出来るか？否か？で
随分、身の処し方も変わってくる

昨日、大相撲の臨時理事会で
暴行事件の詳細が明らかになった

その中で無抵抗の貴ノ岩を
横綱であった日馬富士が執拗に
暴行を繰り返せた背景に
「地位」や「階級」があった事は
誰の目にも明白だったと思う

特に、古来からの伝統が息衝く世界
魑魅魍魎が闊歩していても不思議はない
上下関係が役職に止まらない悲劇だ

貴ノ岩は、
先日横綱白鵬に大金星を挙げた程の
実力の持ち主・・・
その気になれたら反撃も出来ただろう

理事会の最終報告で公表された
日馬富士が

「横綱を舐めとんのか？」

と発した言葉に全てが集約されていた

尊敬や敬意は、
自ら求めて得るものではないという事
普段の行いや思慮深さ、相手への愛情から
自然に生まれてくるもの・・・

僕らの社会でも、
きっと同じだ

経済ひとつをとってみても、
限られたパイをどう分配するか？を
考える時に「力が強い者」が
殆どを取ってしまえば
大勢の弱者が生まれてしまう

「共に切磋琢磨して高みを目指そう」

は、聞こえは良いけれど
現実にはかなりハードルが高い
競争社会の中には「勝敗」という
高くて分厚い壁があるからだ

勧善懲悪が人気を博する理由も
そんな処にあるのかも知れない

だけど今は、

「奢れる者が生き延びる時代」

になりつつある

それでも、僕は諦めない
人々の胸の内に・・・

「これで良いハズがない」

という希望の灯が残っている限り
それは決して潰えないと信じたい

まるで、STAR WARSの
帝国軍に追い詰められた
同盟軍のようではあるけれど(笑)

STAR WARS の人気沸騰の中で
その心理描写に心が大揺れして
チョロチョロと希望の灯も僕の中で
未だ燃えている事を強く覚えた

「まだ、世を捨てるには惜しい」

心の底から、そう思った
今夜は華の金曜日

それぞれに、
素敵な１日をお過ごしください♪