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2017年12月19日17:29

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聖書メモ ルカ福音書 一章続きから。

ルカによる福音書/ 01章 21〜

民衆はザカリヤを待っていたので、彼が聖所内で暇どっているのを不思議に思っていた。

ついに彼は出てきたが、物が言えなかったので、人々は彼が聖所内でまぼろしを見たのだと悟った。
彼は彼らに合図をするだけで、引きつづき、口がきけないままでいた。

それから務の期日が終ったので、家に帰った。

そののち、妻エリサベツはみごもり、五か月のあいだ引きこもっていたが、

「主は、今わたしを心にかけてくださって、人々の間からわたしの恥を取り除くために、こうしてくださいました」と言った。

『 さてエリサベツは月が満ちて、男の子を産んだ。

近所の人々や親族は、主が大きなあわれみを彼女におかけになったことを聞いて、共どもに喜んだ。

八日目になったので、幼な子に割礼をするために人々がきて、父の名にちなんでザカリヤという名にしようとした。

ところが、母親は、「いいえ、ヨハネという名にしなくてはいけません」と言った。

人々は、「あなたの親族の中には、そういう名のついた者は、ひとりもいません」と彼女に言った。

そして父親に、どんな名にしたいのですかと、合図で尋ねた。ザカリヤは書板を持ってこさせて、それに「その名はヨハネ」と書いたので、みんなの者は不思議に思った。

すると、立ちどころにザカリヤの口が開けて舌がゆるみ、語り出して神をほめたたえた。

近所の人々はみな恐れをいだき、またユダヤの山里の至るところに、これらの事がことごとく語り伝えられたので、聞く者たちは皆それを心に留めて、「この子は、いったい、どんな者になるだろう」と語り合った。


主のみ手が彼と共にあった。父ザカリヤは聖霊に満たされ、預言して言った、

「主なるイスラエルの神は、ほむべきかな。
神はその民を顧みてこれをあがない、わたしたちのために救の角を僕ダビデの家にお立てになった。

古くから、聖なる預言者たちの口によってお語りになったように、わたしたちを敵から、またすべてわたしたちを憎む者の手から、救い出すためである。

こうして、神はわたしたちの父祖たちにあわれみをかけ、その聖なる契約、すなわち、父祖アブラハムにお立てになった誓いをおぼえて、わたしたちを敵の手から救い出し、生きている限り、きよく正しく、みまえに恐れなく仕えさせてくださるのである。

幼な子よ、あなたは、いと高き者の預言者と呼ばれるであろう。

主のみまえに先立って行き、その道を備え、罪のゆるしによる救をその民に知らせるのであるから。

これはわたしたちの神のあわれみ深いみこころによる。

また、そのあわれみによって、日の光が上からわたしたちに臨み、暗黒と死の陰とに住む者を照し、わたしたちの足を平和の道へ導くであろう」。

幼な子は成長し、その霊も強くなり、そしてイスラエルに現れる日まで、荒野にいた。



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