さてさて、妹さえいればいいのヤンデレssの続きです!
一応ネタバレ防止のために最初にこうして文を入れることにしました!
それ以前に読んでいただいた皆様には・・・本当にごめんなさい!!
というわけで、ヒロイン達の超ヤンデレパラダイスをお楽しみください!!
なゆた「みゃーさん、蚕さん、私に考えがあるんです、いいですか?」
みやこ「考え?どんな考えなの?」
かいこ「ぜひ聞かせてください!」
伊月と雫が二人で居る所を見た那由多達はある作戦を考えていた。
なゆた「ふふっ、こんな作戦なんてどうですか?♪」
その頃、何も知らない伊月は、雫とゲームをしていた。
いつき「ふふん!どうだ!俺の強さがわかったか!?」
しずく「ぐぬぬ!き、きっと次は負けないし!」
いつき「俺のポケモンに勝てるとは思わないことだぜ!」
しずく「そんなこと言われても次は絶対勝つからね!」
2人でポケモンバトルを楽しんでいたその時だった、伊月に電話がかかってきた。
いつき「げ・・・那由多から電話だな・・・」
しずく「これは出ないと怪しまれるパターンだね・・・」
いつき「だな・・・一応ここは出てみることにするぜ・・・!」
一切怪しまれないようにするために、伊月は電話に出ることにした。
いつき「急に電話だなんてどうしたんだ?」
なゆた「伊月先輩!今から伊月先輩の家に遊びに行ってもいいですか!?」
いつき「ごめんな、今家に居ないんだ、ちょっと出かけててさ」
なゆた「そうですか・・・何時くらいに帰ってくるかわかります?」
いつき「今日は夜の6時くらいになりそうなんだ、ごめんよ」
なゆた「大丈夫ですよ!それじゃあ伊月先輩!明日遊んでくださいね!」
いつき「あぁ!もちろんさ!明日なら大丈夫だぜ!」
なゆた「はい!待ってますね!!」
こうして、怪しまれることを回避した伊月。
しずく「危ないところだったね・・・!」
いつき「まあな・・・!明日あいつらの相手しないと怪しまれるけどな・・・!」
しずく「怪しまれたら大変なことになるよぉ・・・」
いつき「間違いなく色々と聞かれるな・・・」
この後、5時くらいまでしずくと遊んでから、伊月は家に帰ることにした。
しずく「熱い戦いだったね〜!」
いつき「まさか連勝されるとは思ってなかったぜ!」
しずく「ふふ〜ん!次に戦ったときも負けないよ〜!」
いつき「それはどうかな?次は連勝してやるぜ!それじゃあまた今度な!」
しずく「うん!また戦おうね!」
この日、無事に家に着いた伊月、特に異変はなかった。
次の日の朝、さっそく那由多が家にやってきた。
なゆた「伊月先輩!今日はちょっと行きたい所があるんです!」
いおり「行きたい所?どこに行きたいんだ?」
なゆた「それは着いてからのお楽しみですよ!」
そうして案内された場所は、雫の家のすぐ近くにある公園だった。
少し焦る伊月だが、なんとか平常心で話すことにした。
いつき「ん?この公園に何かあるのか?」
なゆた「実はここでみゃーさんと蚕さんと待ち合わせしています!」
いつき「待ち合わせ!?わざわざこんな所で待ち合わせしなくても・・・」
そう言ったその時だった、京と蚕も到着した。
みやこ「お待たせ!ねぇなゆ、今日はこの公園で遊ぶの?」
なゆた「はい!たまには外でのんびりするのも楽しいですよ!」
かいこ「わかりました!ここで小説の案を考えるのもありですね!」
いつき「まぁ確かにそうだけど・・・」
実はこれこそが那由多達の考えた作戦でもあった。
その後、行きたい場所を決めるのだが、道がわからないふりをする。
そこで、雫の家に行って道を聞く際、伊月と雫を会わせるのだ。
もちろん何も起きないわけがないと那由多達は考えていたのだ。
なゆた「そうだ!私ちょっと行きたい所を思いつきました!」
みやこ「行きたい所?どこに行きたいの?」
かいこ「何か思いつきましたか?」
いつき「今度はどこに連れて行かれるんだ?」
なゆた「とある神社なんですけど・・・道がわからなくて・・・」
みやこ「それならこの近くの人に道を聞くのはどう?」
かいこ「それは賛成ですね!きっと教えてくれますよ!」
いつき「それはいいとして・・・誰に聞くんだ?」
なゆた「それなら・・・あの人の家の所で聞いてみましょう!」
みやこ「そうね!それじゃあ行きましょう!」
かいこ「わかりましたわ!わからない時は聞くことが一番ですね!」
いつき「ま、まぁそうだな・・・!」
那由多達は雫の家に向かった、だがこの時、伊月も対策をとっていた。
こっそりと雫に家から出ないように連絡を入れていたのだ。
なゆた「出てきませんね・・・留守なのでしょうか・・・」
みやこ「留守かぁ・・・どうしよう・・・」
かいこ「もう少し待ってみます?」
いつき「ま、まぁこれ以上待っても出てこなさそうだし他の人に聞いてみようぜ!」
なんとか雫の家から離れたい伊月、那由多達もここは怪しまれないようにした。
なゆた「そうですねぇ・・・それかちょっと名前を思い出してみます!」
みやこ「名前出てくるといいけど・・・」
かいこ「きっと大丈夫ですよ!」
いつき「よし、それじゃあ名前が出てきたら向かおうか!」
しかし、早くここを立ち去りたいという伊月の気持ちはばればれだった。
そんな那由多達は次の作戦に出ることにした。
なゆた「げぇっ・・・ごめんなさい、急な仕事が入りました・・・」
みやこ「えぇ!?急な仕事!?大丈夫なの!?」
かいこ「急いだほうがいいですよ!」
いつき「おいおい大丈夫なのか・・・?」
なゆた「多分大丈夫です・・・!それじゃあ仕事場に向かってきますね!」
その後、京と蚕も用事を思い出し、結局伊月一人になってしまった。
周りに誰も居ないことを確認し、雫を呼び出す。
しずく「あ、危なかったね・・・」
いつき「ほんとどうなるかと思ったぜ・・・」
しずく「そうだよね・・・この後はどうするの?」
いつき「一応念のために今日は帰ることにするよ」
こうしてなんとか家に帰った伊月、だが、その様子を見ている人が居た。
なゆた「ばっちり証拠動画を撮りましたよ!」
みやこ「あとは近いうちにこれを伊月に見せてから監禁するだけだね!」
かいこ「はい!それと・・・雫さんには消えてもらいましょう♪」
なゆた・みやこ・かいこ「ふふふっ♪」
そんなこととは知らない伊月、この日は何も起きなかった。
次の日だった、雫に誘われて大型デパートにやってきた。
しずく「確かこの辺りに水着売り場が・・・あったよ!」
いつき「もしかして俺も入るのか!?」
しずく「うんうん!一緒に入ろうよ!」
いつき「そ、それはさすがに照れるぞ!」
そんな話をしていた時だった、今度は京から電話がかかってきた。
みやこ「ねぇ伊月、今って一人だよね?」
いつき「あ〜・・・那由多には内緒だけど今ちょっと一人じゃないんだ」
みやこ「え?そうなの?誰かと一緒に居るの?」
いつき「まぁちょっとした俺の知り合いと一緒に居てさ」
みやこ「そうなんだ・・・それじゃあまた一人になったら教えてね!」
いつき「いいけど・・・急にどうしたんだ?」
みやこ「ちょっとだけ相談したことがあるからごめんね!」
いつき「あぁ、わかったぜ!」
この時、伊月は自らとんでもない自爆をしてしまった。
みやこ「ねぇなゆ、蚕さん、伊月の今の聞いた?」
なゆた「聞きましたよ!私の時は一人だって言ってたのに・・・」
かいこ「やはり私か京さんなら油断するみたいですね」
みやこ「うんうん!それじゃあ今夜作戦決行ね!」
なゆた「はい!もう伊月先輩はどこにも行かせません!」
かいこ「私達が居れば十分ですよね!」
そんな会話のやり取りをしていることとは知らずに、伊月は雫とデートしていた。
いつき「お、お前の水着姿もなかなか可愛いんじゃないか!」
しずく「あ〜!照れてる!?照れてる!?もっと見たい!?もっと見たい!?」
いつき「そ、それは・・・うっ・・・ひ、秘密だ!!」
しずく「うんうんわかりやすいなぁ〜!もっと水着着替えるよ〜!」
いつき「あ、あぁ・・・!いいぜ!!」
照れながらも、雫の水着姿を楽しんでいる伊月。
那由多、京、蚕の3人に見られているとも知らずに・・・
なゆた「あの女・・・消えてもらうしかないですね・・・」
みやこ「そうね・・・完全に天罰が必要ね・・・」
かいこ「それと伊月さんも監禁が必要ですね・・・」
近くで恐ろしい会話がされていることも知らず、この日伊月はデートを楽しんだ。
しずく「かなり選べたね〜!海に行くの楽しみになってきたよ!」
いつき「そうだな!俺もわくわくしてきたぜ!」
しずく「ふふ〜ん!襲っちゃだめだよ〜!」
いつき「お、襲うわけないだろ!!」
しずく「どうかなどうかな〜?ふっふふ〜!」
いつき「お、俺はちゃんと普通だからな!!」
その後、家に帰った伊月、この日はデートでいい運動もしたので、寝転んでいた。
一方、千尋は那由多達を見つけ、話しかけようとしたが、会話内容を聞いていた。
千尋の家の近くで恐ろしい会話が広げげられていた。
みやこ「ねぇなゆ、手錠ってこれでいいかな?」
なゆた「はい!!あとは泊まる用意もできましたし・・・完璧ですね!」
かいこ「私もばっちり準備ができました!」
みやこ「よし!それじゃあ伊月監禁作戦のためにレッツゴー!」
なゆた「はい!レッツゴーです!!」
かいこ「楽しみになってきました!!」
ちひろ「(え・・・?え・・・!?どうしよう・・・兄さんに連絡しないと・・・)」
その頃、家でのんびりしている伊月の元に一本の電話がかかってきた。
いつき「ん?千尋?いきなり電話だなんてどうしたんだ?」
ちひろ「に、兄さん・・・もしも後で那由多さん達が家に来たら僕に教えて・・・!」
いつき「へ?別にいいけど・・・一体どうしたんだ?」
ちひろ「上手く言えないんだけど・・・兄さんがピンチのような気がして・・・」
いつき「え?俺がピンチ?なんでだ?」
できるだけ伊月を不安にさせないようにしていた。
ちひろ「ごめん!上手く言えないんだ!インターホンが鳴ったら外を確認してね!」
いつき「外を確認?それはいいけど・・・その後どうすれば・・・」
ちひろ「もしも那由多さん、京さん、蚕さんのうちの誰かか全員なら・・・」
いつき「なら・・・?」
ちひろ「玄関を開けないで僕に連絡してね!絶対だよ!?」
いつき「あ、あぁ・・・わかったよ・・・」
千尋の様子がいつもよりおかしいことに気が付き、千尋に従うことにした。
その10分後、インターホンが鳴った。
玄関の小さい穴から覗いてみると、見事に那由多達が居た。
伊月は一応千尋の言ったことに従うことにし、玄関を開けないでおいた。
千尋から連絡が来た。
ちひろ「わかったよ!絶対に玄関を開けないでね!」
いつき「それはわかったけど・・・どうしてだ・・・?」
ちひろ「今玄関を開けたら兄さんが大変なことになるから・・・」
いつき「あいつらと俺の大変な事って一体なんだ・・・?」
疑問に思った伊月、その時だった、玄関が勝手に開いてしまった。
速攻で伊月はトイレに隠れた。
いつき「おいおいおい!!玄関が勝手に開いたぞ!?どうすれば・・・!!」
ちひろ「え!?とにかくどこかに隠れて!!」
いつき「今トイレに隠れたぞ!」
ちひろ「わかった!兄さん・・・無事で居てね・・・!」
いつき「あ、あぁ・・・千尋はどうするんだ・・・!?」
ちひろ「ちょっと考えがあるんだ・・・!兄さん!絶対生きててね!」
いつき「わ、わかったよ・・・!」
だが、しばらくすると、3人のうちの誰かが出て行った足音が聞こえた。
その後、続けて2人分の足音が聞こえ、玄関が閉まる音がした。
いつき「(あれ・・・?あいつら出て行ったのか・・・?)」
今現在夜の10時、確かにもう家に帰ってもおかしくない時間だ。
それでも念のため、5分間トイレにいた後、部屋に戻った。
確かに誰も居ない、どうやら助かったようだ。
いつき「なんとかなったみたいだな・・・」
ほっと一安心した瞬間だった。
なゆた「伊月せんぱ〜い♪こんばんは♪」
いつき「っ!?!?那由多!?!?」
みやこ「あたしも居るわよ〜!」
いつき「京まで!?!?」
かいこ「えへへ♪私も居ますよ♪」
いつき「蚕も!?お、お前らなんで押入れに・・・」
次の瞬間、那由多は自分のスマホの画面を伊月に見せてきた。
いつき「っ!?!?こ、これって・・・」
なゆた「伊月先輩、ばれてないと思っていたのですか・・・?」
みやこ「こんな罠に引っかかってくれるだなんて思ってなかったよね〜!」
かいこ「伊月さんはわかりやすいですね!」
いつき「ま、まて・・・!これは・・・!!」
その時だった、那由多が伊月にしがみついてきた。
なゆた「伊月先輩、逃がすと思いますか?♪」
みやこ「ごめんね伊月、でもあんたが悪いのよ?♪」
かいこ「大人しくしててくださいね♪」
その瞬間、那由多は自分の手首と伊月の手首に手錠をつけ出した。
いつき「お、おい!!何を・・・!!」
なゆた「に・が・さ・な・い♪」
みやこ「これでもう大丈夫だよね!」
かいこ「ふふっ♪玄関も壊しておいて正解でしたね♪」
いつき「や、やめろ・・・やめるんだ・・・!!」
その頃、千尋はとある人物と話をしていた、それは伊月の恋人の雫だ。
ちひろ「雫さん、この作戦でいきましょう!絶対に兄さんを救い出しますよ!」
しずく「うん・・・!伊月大丈夫かな・・・」
ちひろ「きっと大丈夫ですよ!あの人たちは僕のこと弟だと思っていますから!」
しずく「そうだよね・・・それじゃあ作戦開始だね!」
ちひろ「はい!! 兄さん・・・待っててね・・・!」
〜次回予告〜
なんとか無事に逃げ出すことに成功した兄さん!
これでもう大丈夫だね!仕事に専念していることにすればOKだよ!
だけど・・・とある計算ミスで再び悲劇が!?
春斗さんやアシュリーさんに助けを求めるものの・・・
お願い無事で居て兄さん!今は絶対捕まっちゃだめだよ!
絶対に助かる方法があるはずだから・・・!
次回!伊月!ついに行動開始!の巻!逃走スタンバイ!
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