mixiユーザー(id:62860894)

2017年12月17日17:39

286 view

Voluntarily stopping eating and drinking

<strong>
Voluntarily stopping eating
          and drinking
</strong>

フォト
<strong>
VSED(Voluntarily stopping eating and drinking)とは、
終末期医療現場で、患者自ら自発的に経口摂取をやめて死亡することをいいます。

終末期医療の現場では、尊厳死と同様に、安楽死という選択肢を選ぶことを
「良し」とするDrと「悪しき」とするDrがいるわけで、
VSEDを医療現場で認めることは、実際にはなかなか難しいところでしょうね。

終末期医療の緩和ケアーでは、痛みに対する治療同様に、患者のメンタルケア―。
痛み対処などを細かく行っている医療機関がほとんどですが、
中には深い鎮痛作用のある治療法ばかりが続けられ、治療を続ける当人はもとより、
家族にとっても、患者の尊厳を生きている間に奪われてしまう切なさ辛さがあります。

どこで線引きをするかということだけれど、
VSEDは、尊厳死とは全く別の「苦痛」を伴うことも事実で、
現実にその場に直面した、緩和医療学会認定専門医などだけでは、
到底答えが出せるような問題ではない。
<strong>
賛成か反対か
</strong>ではなく。

自分の人生の最後を迎える医療現場で、一緒に考えてくれるDrやスタッフを、
どう見つけていくべきかによって、最終選択肢も大きく異なってくると思います。

VSEDを認めることを考えるより、死に方を選ぶより、
死ぬまでの間を、どう生きるかという選択を、本人と同じ舞台に上がって
考え支え寄り添ってくれる、Dr・スタッフが増えることを願います。

日本中には、患者に寄り添い、最善の医療を提供するスタッフも
いるところにはいますからね!

※緩和医療では、終末期患者以外にも、様々な疼痛により生活困難者も多くいます。
終末期に関わらず、慢性疼痛を持つ患者の中には、生きることを否定する方は決して
少なくありません。

が、このような記事を読み、間違った解釈をして、VSEDを申告する者も
出て来るでしょう…。
そもそも医療行為は患者が望まず拒否をすれば、医師は無理に診療や治療行為を
続けることはできません。

認める認めない以前に、患者自ら自発的に経口摂取をやめれば、
そのまま死期を早めることに確実につながっていくんです。

但し、認められていない行為なので、医師の指示に逆らい、継続的に診療治療行為を
拒否し続ければ、医療機関によっては、その場を出されてしまうことも
あるかもしれませんよね。

すごくナイーブな事柄だから、この手の記事は、浅い記載方法で無暗に
出さない方が良いと思います。
</strong>
16 7

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する