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2017年12月15日22:53

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怖い絵展のあと怖い個人練

今日は朝一で「怖い絵」展を鑑賞しました。
今までの作者ごとまたは美術館ごとの展覧会と違いテーマしかも「怖い」という感情を起こす絵というテーマで選ばれるという劃期的な展覧会です。
じゅ。の感想としましては綺麗な絵が多かった感じです
怖いという感情よりは哀しいという感じ
企画者の中野京子さんの感情を基軸にしているのが印象深い
やはり目玉のレディ・ジェーン・グレイの処刑には深い印象を与えられました。事実を知れば事実が哀しくて絵がそれを刻印する感じ

じゅ。が過去怖かった絵はペール・ギュント組曲のオーゼの死を聴きながら見たオーゼの死の絵です。あまりに怖いので吐きました それ以来未だにトラウマです あの絵はそんなに有名な人ではなく単なる音楽の教科書の挿絵のような気もしますしもしかしたら名のある人の絵かも知れないし
あと、じゅ。的にはダヴィッドのマラーの死とカロの三十年戦争関連の殺戮版画があれば言うことなし

ところで、家に帰って図録を見てたらベックリーンの死の島の油絵をマックス・クリンガーが版画にしたものが兵庫会場では出展されていたらしいことがわかりました!そして図録の解説に、ラフマニノフが交響詩「死の島」を書いたのはクリンガーによる版画に触発されたからで、のちに原作を見たラフマニノフは先にこちらを見たらあの曲は書かなかっただろうと述べたとか…一方、マックス・レーガーのベックリーンによる4つの音詩はベックリーンの油絵を題材にしたもので死の島だけクリンガーによる版画版とは考えがたく、つまりラフマニノフとレーガーではインスピレーションを受けた源が異なるのである!
なるほどあの曲想の違いはここからくるのか!版画と油絵の違い。たしかにラフマニノフは単色で鋭く、レーガーは青い沼のような印象だった。

家に帰ったあとは秦野市文化会館で怖い絵展より仕上がり具合の怖いじゅ。の定演の曲目の練習をいたしました。
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