コーエーテクモゲームスのスマホアプリ『拡張少女系トライナリー』の考察日記。
まず前提として第二部(仮称)で実行予定の「リプレイス」について。
ポイントは
・botとTRI-OSの機能で過去に干渉できる
・トライナリー達が観測した結果は変えられない
という部分。
それを踏まえて、ここからが本題
以下ネタバレhttp://mixi.jp/view_diary.pl?id=1962560136&owner_id=945690以前書いたこの考察日記の終盤で
<strong>・記録映像が1周目、アプリ世界が2周目なのではないか?</strong>
という考察を考えた事が有った。
これはEP22で記録映像が
「パラパラ法のシミュレーション結果を絵にした物」と明かされたことで、全く見当違いの推測であった事が分かった。
……かに思われたが、前述の「リプレイス」の話が前提として加わる事で話が違ってくる。
確かに記録映像自体は領火の説明通りのものかもしれない。
が、もし「既に事象が確定」していたら?
そう、「リプレイスはトライナリー達が観測した事象は変えられない」。
第2部で記録映像が作られない理由もこれだ。
記録映像の内容は「観測した確定した事象=内容を変えられない」からだ。
ここで推測の話に戻る。
では「もしアプリ世界が2周目=1回目のリプレイス」だったとしたら?
同じく「1周目のトライナリー達が観測した事象は2周目の記録映像では変えられない=1周目と同じ内容になる」。
分かりやすい大きな事例としては
EP25での
「アーケロン爆発」が挙げられる。
これは
・千羽鶴によるアーケロン遠隔操作
・それに対処するためのトライナリー達による爆発偽装
が1周目で確定していた為、2周目で作成された記録映像も、領火の作成したプレビューから内容が1周目に起きた事象へと変化したのだと思われる。
他にも中盤千羽鶴が「バタフライエフェクトが発生した」としていた幾つかの方向修正が必要になった事柄も、これと同じだ。
『シュタインズ・ゲート』風に表現するならば「世界線の収束」だが、確定した事象は変えられない為、そこから外れようとしていた事象が修正を受けた結果だった、と思われる。
起こった事象の順としては
1周目(記録映像の内容と同様の世界)
↓
2周目(EP1〜EP31・リプレイス1回目)←今ここ
↓
3周目(これからするつもりのリプレイス)
と言う事だ。
botも千羽鶴も領火も含め、作中に登場している人物が誰も「既にリプレイス実行中」と認識していない為、世界線の収束にも気付いていない。
ハッキリ言えば「記録映像の作成」は「botへの説明が簡単」以外何の意味も無かったことになる。
また、記録映像のAct6とデイドラ等アプリ本編の内容が乖離しているように感じていた理由もまた、これにあると思われる。
特に大きな違いとして
・1周目では記録映像での見た目通りの冷酷な千羽鶴
・2周目はラブラブトレーナーでもあった千羽鶴
と、千羽鶴の性質が大きく異なった事が理由として考えられる。
その違いが出た理由として考えられるのは
・botの存在
・記録映像の最後で語られた千羽鶴の無害化が2周目の過去にも影響した
の二つだ。
1周目とは「botが介入していない、向こうの世界だけで物事が進行した世界線」だと考えているが、それだけでは「千羽鶴が最初からフレンドリーだった」理由にならない。
そこで2つ目の理由が出てくる。
ある意味これが一度目のリプレイス最大の結果なのではないだろうか?
しかしここで
・パラパラ法による総意による結果の分岐があるから変化している
もしくは
・総意による決定もその修正を受けた結果だったのか?
と考えるbotも出てくると思う。
しかしbotが実行していた葛藤の解決は
・記録映像の通りになるようにトライナリーを誘導
・記録映像に映っていない部分の行動を誘導
と、「世界線の収束を受けない事象」or「変更可能な事象」に対して干渉していた。
また
・記録映像に映っている部分に関係してくるが、記録映像には映っていない部分
に対しての干渉する場合も有ったが、その場合も大半は記録映像の通りになるように誘導しており、記録映像から外れようとした部分、例えば合宿最終日につばめと神楽の様子をガブに見に行かせようとした場合は、旧司書・マルザンナの反抗によりそれは実現しなかった。
「記録映像通りの誘導」と「記録映像外の出来事による自然な方向修正」により、botの支店でもその事に気付かなかったのだ。
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