センターの平手さんはもちろん注目したが、もっと注目したのが、

■欅坂46 鈴本美愉、“不器用な格好良さ”でファン魅了　ダンサーとしての圧倒的な存在感とは
(リアルサウンド - 12月14日 08:02)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=169&from=diary&id=4903034
鈴本さん、『サイレントマジョリティー』のＭＶを見たときだった。平手さんの向かってちょっと左のポジション、全体でダンスしているシーンも、アップになったときも、注目したのはその表情だ。ときおりインサートされる私服の表情も、なんともいえない、ジュブナイルの少女だけがもつ独特のニュアンスがあったのだ。幼くして人生を知ってしまったような、大人たちの嘘に気づいてしまったような、社会の欺瞞をリアルに目撃してしまったような、放心した、あるいは虚ろな目、泣きそうな叫びそうなそういう表情。

一転、ラスト近くの整列したシーンでは、カメラを斜に構えて睨んでいる。その視線の強さに、彼女のいまとこれからがある、と思った。