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2017年12月13日23:30

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デューク解散62年1770曲に幕

アカペラ史が一段落?

四人組ボーカルグループ「デュークエイセズ」。今年一杯での解散を受けて、先日は徹子の部屋、今日はNHKの午後の番組に出演してテレビでの歌唱披露を終えた。

日本のアカペラ史、現在のハモネプ以降のブームは3回目の波(ゴスひとり、が前夜)、と言われているが、1回目の大きくて緩やかな波が、彼らをはじめとした4人組男声ボーカルグループの活動である。(2回目は1990前後の米映画「ドゥイットアカペラ」フジ深夜放映からP2LやBooが活躍するまで)戦後日本が物質的に余裕を持ち始めると同時に、大学生や社会人の若者たちの間に「歌声」「コーラス」ブームが起こり、その一環としてバーバーショップコーラスの日本版というようなカルテットの活動が盛んになる。

ダークダックス1951結成、ボニージャックス1958結成と並んで1955から日本のカルテット界をリードしてきた彼ら、楽曲の大半はピアノやバンド、オーケストラとの共演であるが、基本にはバーバーショップスタイルのアカペラコーラスがあり、今日のNHKは録画だけだったが徹子の部屋ではスタジオでの無伴奏カルテットも披露された。谷さん「アカペラは緊張する」と

ダークと言えば雪山讃歌、ボニーは一週間、や、手のひらを太陽に、小さい秋、など今も歌い継がれる曲が多いが、デュークはにほんのうたシリーズでの「いい湯だな(ドリフより先)」「女一人(かもん替え歌でおなじみ京都大原三千院♪)「筑波山麓男声合唱団」が代表曲。個人的には黒人霊歌のカバーである転調しまくり名曲「ドライボーンズ」が一押しだが、第二次ブームでアカペラを始めた人間がよくやる「ミスターベイスマン」もやってたなんて、今日の放送をみなければ知らなかった。

結成当時のメンバーはバリトン谷さん、ベース牧野さんの二人。上記の3グループとも1935生まれ位が主要メンバーなので、80歳を越えられているというと引退も仕方ないか、というところだが、各グループの若手が集まってのダークエイセズとか活動してくれないものか。希望は関西発でうたごえ喫茶などに活路を見いだすアカペラ5人組ベイビーブーとのユニット「ボニーさんとブー」なんて活動もされてるボニージャックスだが、今回の記事でネットに当たるまで自分もそれを知らなかった。

学生アカペラシーンでは、まわりと違うもの、感覚だろうか4人で歌うグループが各サークルに1,2組は存在する時代になり、ゴスペルカルテットをハンドルネームにする私は嬉しい限りだが、原点を表すものとして今年で聞けなくなるデュークエイセズ、すでに一人しか存命はいないダークダックス、いまも活動するボニージャックス、に少しは目を向けてもらえたら嬉しい。(といいつつ生では私もふれたことないが汗)
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