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2017年12月11日13:36

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土地を持たないユダヤ人

■アラブ連盟、エルサレム「首都」撤回を米に要求
(朝日新聞デジタル - 12月11日 00:20)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4898028

 最近はどうなのか知らないけど、ちょっと前まで横浜にもユダヤ人の露天商は居て、路上で明らかに偽物のブランド時計や飾り物を売っていたりした。警察官が遠くに見えると話をしながらおもむろに商品がぶら下がった縁のついたべニア板を真ん中でパタンと二つ折りに閉じてあっという間にひとつのケースにして右手と左手でひとつづつ持ってお茶でもしに行くような足取りでどこかへふらっと立ち去って行く。しばらくするとまた戻って来て少しずれたところでケースを開けて二つ並べて立てると店が出来上がるといった格好だ。

 一日いくつ売れるんだろうと思って眺めていたがどんな生活をしているのかは謎だった。聞けば世界中をそうして回っているんだと言っていた。売っているものは大阪で作ったものを仕入れてくるということだった。


 ユダヤ人が考案するものは人と人との契約をもとにして金を生むようなものが多い。金融や保険が主なものでそうやって手にした資金をもとに商売に繰り出すのが基本となっている。法律や人間関係に向く彼らの意識が高く鋭いのは土地とのかかわりがないからだと思う。錬金術は退路がもともと無い者が苦肉の策で何とかして人間の経済に取り入ることを考えた末に編み出したものなのではないかと思われる。土地が無くても金を生む仕組みを手に入れた者が経済の根本に金をつぎ込むことで世界を金で操る立場を手に入れることができる。現代ではエネルギーだろう。そして武器。

 アメリカというのは今からおよそ300年前にヨーロッパからの移民が現住民を駆逐する形で植民地化を拡げていくことで始まったということ。船で大西洋を渡り荒野で原住民と闘いながら自分のお家を作り上げる作業は並大抵のことではなく、馬や武器をはじめとする準備はかなりの装備となり、それはおそらく思い付きの貧乏人に出来るものではなかったはずである。ある程度ヨーロッパ本土でも成功を納めた強者達が新しい人生の目標と定めてそれなりの覚悟で行った活動だったと思う。

 当時、ヨーロッパ諸国は世界中へ植民地化を推し進めているが、そこでもユダヤ資金は水のようにひっそりと徹底的に染み入るように、金、という形で力となり関係していたのだろうと思われる。植民地化には宗教や武力、商売や契約や薬物が効果的に利用されている。実際に植民地化を進める人間たちは土地と人を掌握することが目的だったのだろうが、その野望の拡散に伴ってユダヤ資金も膨れ上がる仕組みを構築してきた数百年間だったのではないかと思われる。

 江戸末期に英雄とされることも多い坂本龍馬や三菱の創始者である岩崎弥太郎はヨーロッパ人にそそのかされて武器商人になった。あるいは資本主義商人になったと、自分は思っている。今や日本人の多くがその生き方に準じて生計をなすほど普及したから、英雄、とみなされるのだろう。欧米式の圧倒的な武力をちらつかせて交渉に至る手法はこのころから顕著になり始める。今や東アジアの小国北朝鮮もこの流れの中で孤独な暴挙を繰り広げている。

 アメリカが歴史の流れ上、軍事産業を国の中心産業として据えて政治的に世界中を取り締まる形を営業形態として取り入れたような構造に陥っていることは今世紀の一番の悲劇だと思うが、その陰に建国当初からユダヤ資本が連綿と関係していたとなると今回のアメリカ議会や大統領の決断は不思議なものではなくなってくる。この流れが、金と武力が人間の何かを制するということの証明のようなことになるのだとしたらこれはまた悲劇だと思う。

 そうじゃなくて人間を制するのは平和と愛なんだという証明を周りの国はして見せることが必要な時だと思うが、ちょっと前にさかのぼると金と武力を手に世界を席巻しようとしていた者達ばかりなので説得力も無い。また、提示できるほどの力強い思想も形も無い。日本も片足は確実に金と武力の方に突っ込んでいてもう片方の足はアメリカに握られているので大差無い。

 結局どんな産業も生活も右肩上がりの利益優先主義で来ている以上、同じ穴のむじな、なのだ。金はそれぐらい水のように人々の心に入り込んで力を得てきたのだ。金じゃなければじゃあ何なんだと問われて株主の顔や金を使って楽しむ生活が思い浮かぶようでは、人間は金に脅迫されて行く道を誤ることになるんだろう。

 金ではなくって、じゃあ、一体何なんだ。

 
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