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2017年12月10日17:23

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「レディ・ベス」千秋楽公演

ミュージカル「レディ・べス」の梅田芸術劇場に於ける千秋楽公演を鑑賞。

正直なところ、英国のこの辺の歴史には興味があったものの、このミュージカル自体に関してはほとんど何の予備知識もなかった。

出演者についても、何人かは知っているけど、知らない人の方が多数という感じ。ヒロイン役の花總まりでさえ、大河ドラマの「直虎」で見たことがあったっけという程度(たしか家康の正室である築山殿(菜々緒)の母親役)。

座席は2階の舞台やや左側の最前列。1階の中途半端な座席よりは舞台が見やすい。オケ・ピットもよく見える。

そういうことなので、楽曲についても初めて聴くものばかり。「ミス・サイゴン」とか「レミゼ」みたいに、既にどっかで聴いたことがあるような耳に馴染んだ曲もない。なんだか歌謡曲っぽい曲やら、ジャニーズっぽい曲もありで、正直なところ深く感銘を受けた楽曲はなかった。

音楽的にはヒロインよりも、家庭教師役の山口祐一郎とか、メアリ女王役の未来優希の方が聴かせる場面が多かった。というか、この二人はホントに歌がうまいなあと感心した。山口祐一郎は歌手だったんだ。その点、花總まりは声質がキンキンしていて好きになれなかったかな。

この作品は初演が14年というから、まだ3年しか経過していない。この先、継続的に上演されてスタンダード化するかどうかはわからない。今日、聴いた限りでは、ちょっと厳しいんじゃないかという気がした。決して悪くはないんだけど、あまり印象に残らないのだ。
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