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2017年12月09日17:10

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山で悟りを開けそうになりますた。

ほい手(パー)
川でこんな光景を見ますた。
他愛も無いと言えば他愛も無い光景ですが
1つの石に一羽づつ乗っていて
微笑ましくなったゆうこりんでし。











週末、おらが上州の山に単独で向かいますた。
雪は皆無の冬枯れた里山。
ザク ザク ザク ・・・  霜柱を踏みしめて
ざわざわざわ・・・     落ち葉ラッセル
たまに方位磁石と地図を見つめる。
石尊山山頂を通過し、アップダウンを繰り返しながら、高田山(1,212米)へ富士山

ゆうこりんは気付いた。
石尊山⇔高田山 間の 名も無いピークが
石尊山・高田山、両ピークに挟まれ絶好ポジションだと言う事を。

山にストイックを求め
自分なりの限界に挑み、身体面で、精神面で、張り詰めて来た。
張り詰めない登山は、余程よぼよぼの年寄りになってからと思ってたけど、
なんとなく、無風のひだまりの名無しピークで、地べたに座った。
行程には余裕が有る。
テルモスの温かい日本茶を飲み
念の為一応ザックに突っ込んでおいただけのランチパックのピーナッツを引っ張り出し
パク付いた。
自分以外、人っ子一人居ない貸切り。
自分が音を立てなければ
キツツキが木をつつく音と
姿は見えない何らかの動物が動いて落ち葉がカサカサする音だけ。
雲一つ無い青空。
白い三国連山が見える。

ぽ―――――・・・・・・

山でこんな、ぽ―――――っとしたのは初めてかも。

赤ちゃんが抱っこされて背中をぽんぽんしてもらっている様な

袈裟を着たお坊さんが穏やかな心境で砂利の上を歩いている様な

寺で座禅を組んている様な

脳波が瞑想状態に入った様な

宇宙と交信出来そうな

多くが取り払われ脳がシンプルの極みに至った様な

肉体的にストイックな事はしてないが
ある意味ストイックと思える程究極の世界に入った。

新鮮な感覚。

山でこんな状態にもなれるんだ。
だから山にこもって修行するのかな。
でも下山開始したらその感覚は消え、元に戻った。

ゆっくり登山を主流にしている人とか、「山に行くと嫌な事を忘れられる」と言う人は、
山でこんな状態になっているって事か?

漫画『岳』の三歩はやっぱり知ってたんだろな、この感覚。
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コメント

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