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2017年12月09日16:58

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日米共同方面隊指揮所演習の見学:日米の違いについて

陸上自衛隊は、11月29日から12月13日まで、仙台駐屯地にて日米共同方面隊指揮所演習「YAMA-SAKURA 73」を実施。

YSは、在日米軍の部隊章「富士山(ヤマ)」と陸自のシンボル「サクラ」を合わせたもの。

YSは、陸自および米国陸上部隊がそれぞれの指揮系統に従い、共同して作戦を実施する場合における方面隊以下の指揮幕僚活動を演練し、その能力の維持・向上を図ることが目的。

陸自における、米軍との共同演習で最大の演習だ。

陸自の参加部隊は、演習部隊が第9師団・第6師団。
総裁部などは陸幕監部、中央即応集団、研究本部、幹部学校。
支援機関・部隊は統合幕僚部、海上自衛隊自衛艦隊、航空自衛隊航空総隊。

米軍の主要参加部隊は、演習部隊がワシントン州の第1軍団、沖縄県うるま市駐屯の第3海兵機動展開旅団。
総裁部はハワイの太平洋陸軍、神奈川県座間市・相模原市に駐屯する在日米陸軍。

総勢6000人近くとなる本演習は、今年で37回目。
東北方面隊では5年ぶり、10回目の実施となった。

スローガンは、仙台藩の作法で発唱した言葉に由来する「戦勝 FIGHT TOGETHER 」。

ちなみに、ロゴマークは中心に伊達政宗の騎馬像を描き、日米の国旗が盾の形。その後ろにサーベルと刀が配置されている。

いかにもアメリカ人が好みそうなデザインだ。



6日、この演習を見学した。

携帯電話やスマートフォン、デジカメ類は一時預かり(撮影・録音禁止)。

演習については、誰か、詳しい人が書くだろうから、私は独自の視点で日記を書くことにする。


映画「シン・ゴジラ」を観た人には一言でわかると思うけど、演習は、映画の後半の陸自の指揮所みたいな感じだった。

ただ、違っていたのは、右を見ると陸自の指揮所、左を見ると米軍の指揮所というあたり。

日米共通スペースもあったので、日米それぞれがパソコンを駆使している姿も垣間見えた。


自衛隊員の働く姿は、平素から見学しているので、今回は米軍に注目することにした。


たまたま、なんだろうけど、この日は白人男性ばかりが目についた。

アフリカ系やアジア系は数人、見かけたのみ。

誰もがキビキビと働いていた。

我々が歩いていると、道を譲ってくれる米兵もいたので、威張っている感じは全然なかった。


日米の国旗が嫌というほど飾られた隊員食堂は、3分の1ぐらいのスペースが米軍用になっていた。

毎晩、友好行事が行われていて、ポップスやロックの演奏、YOSAKOIやすずめ踊り、スコップ三味線・和太鼓演奏など、メニューは盛りだくさんのようだ。

現在、米軍は禁酒令が出ているため、米兵はシラフで参加しているという。


コンビニや売店、食堂や喫茶店が入っている厚生センターも見学。

食堂などは、メニューを英語と併記していて、商魂の逞しさを感じた。

談話室には「米軍も使えます」と書かれていて、テレビを観ながら、箸を使ってコンビニ弁当を食べている米兵もいた。

休憩時間なのか、数人のグループで歩く米兵も見かけた。

それぞれ1.5リットルサイズの「○○の天然水」のようなミネラルウォーターやアイスクリーム、ポテトチップスなど、食べ物を持ち歩いていた。

私は、自衛隊員が仕事中、私物の飲食物を持ち歩いている姿を見たことがない。

米軍は、そういう部分が緩いのだろうか?
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