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2017年12月09日07:42

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鉱物鑑定士8級検定試験

先週、鉱物鑑定士8級検定試験を受験してまいりました(^o^)
限定80名。
その内、中高年の男性が4分の1。小学生も4分の1。半分は女性で…私の見た所、科学、鉱物好きの「リケ女」が半分。文芸好きで特に「長野まゆみ」とか「小川洋子」とか鉱物標本系の小説好きの女子が半分…と見受けられました。

検定試験の前に、まず4人で1グループになり25種類の鉱物標本を手に取って、ルーペを使い鉱物の特徴や見分け方の講習を受けます。
ルーペは10倍率で、初めてルーペを使って鉱物を観察しましたが、これが実に面白い(^o^)
花崗岩や石英、藍銅鉱、辰砂、蛍石など、4人で標本を回して観察します。私が特に感動したのは黄鉄鉱と言う鉱物で、八面体や十二面体の結晶をルーペで見た時は、思わず「うわーすごーい」と声が漏れました。
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それぞれの鉱物の特徴を勉強した後、受講者は全員、外へ退出。
その間に鉱物標本は片付けられて、各人の机には伏せられた検定試験の答案用紙と、葉書サイズの厚紙が用意されていました。

「それでは検定試験を開始します」の声と共に、厚紙を裏返すと5つの鉱物がボンドで貼り付けてありました。
答案用紙の問題は【5つの鉱物標本は何か?】です。
先ほど講習を受けた25種類の鉱物からの出題なのでパッと見、4つは直ぐに分かりました。
しかし1つだけ判別の付かない鉱物が有って(^_^;)…それは後で気づいたのですが講習の際に、殆ど触れていなかった鉱物でした。
その他に〇×問題が10問。
テキスト閲覧自由。鉱物図鑑などの持ち込みも可。あくまで鉱物に興味を持ってもらう為の試験なので、とても楽しく簡単でした。

試験開始10分で退出可能で、答案を書き終えた人からドンドン出ていきます。小学生も保護者のママも、10分〜20分位で半分、居なくなりました。
隣の綺麗なお姉さんも立ち上がり、私に会釈をして退出しました。

それで私は、検定中に何してたかと言うと…厚紙の5つの鉱物標本をルーペを使って眺めてました(^o^)
だって面白いんだもん。

講習を受けたグループの他の3人は……1人はウザいリケ女で(笑)
「この石のモース硬度は…」とか余計な講釈を垂れるメガネっ子。
1人は鎌倉出身の綺麗な文学女子。
1人は宝石商の齢七十頃のおば様で、持参のルーペは宝石鑑定に使用する、プロ仕様のルーペでした。

試験開始10分でメガネっ子が退出。
15分で鎌倉文学女子が退出。
20分を過ぎて私が退出しようとする時に宝石商のおば様の答案用紙が目に入り、空欄が目立ちました。

頬杖を付いて悩むおば様に無言の会釈をして私も退出。もう2度と、このグループ4人が出会う事は無いでしょう。そう思って振り返ると、おば様の背中が切ない事この上ない(>_<)

問題の、1つだけ判別の付かない鉱物は「方鉛鉱」でした。私、間違えて「閃亜鉛鉱」って答えてしまった(^_^;)
おば様の心配をしている場合じゃなかったのです(>_<)

……自分へのお土産に中国、四川省産出の水晶クラスターを買いました(^o^)

以上でございます。
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