『 託宣イスラエルについての主の言葉。すなわち天をのべ、地の基をすえ、人の霊をその中に造られた主は、こう仰せられる、
「見よ、わたしはエルサレムを、その周囲にあるすべての民をよろめかす杯にしようとしている。これはエルサレムの攻め囲まれる時、ユダにも及ぶ。
その日には、わたしはエルサレムをすべての民に対して重い石とする。
これを持ちあげる者はみな大傷を受ける。
地の国々の民は皆集まって、これを攻める。
主は言われる、その日には、わたしはすべての馬を撃って驚かせ、その乗り手を撃って狂わせる。
しかし、もろもろの民の馬を、ことごとく撃って、目をくらませるとき、ユダの家に対しては、わたしの目を開く。
その時ユダの諸族は、その心の中に『エルサレムの住民は、その神、万軍の主によって力強くなった』と言う。
その日には、わたしはユダの諸族を、たきぎの中の火皿のようにし、麦束の中のたいまつのようにする。
彼らは右に左に、その周囲にあるすべての民を、焼き滅ぼす。
しかしエルサレムはなお、そのもとの所、すなわちエルサレムで、人の住む所となる。
主はまずユダの幕屋を救われる。
これはダビデの家の光栄と、エルサレムの住民の光栄とが、ユダの光栄にまさることのないようにするためである。
その日、主はエルサレムの住民を守られる。
彼らの中の弱い者も、その日には、ダビデのようになる。またダビデの家は神のように、彼らに先だつ主の使のようになる。
その日には、わたしはエルサレムに攻めて来る国民を、ことごとく滅ぼそうと努める。
ゼカリヤ書 12:1~9 』
ログインしてコメントを確認・投稿する