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2017年12月08日00:36

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京都 青蓮院をお参りする

☆・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 ありがとうございます。今日もすべてに感謝します。
 世界中のすべての方が幸せにありますように!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・☆
2017年 平成29年 
12・7(木)


   青蓮院をお参りする

                               
 姫野です。
 今日京都は晴れの一日でした。
  
 いや〜、ど〜もいかがお過ごしでしょうか。
 京都はここのところぐっと冷えて
 晩秋から冬に入ろうという感じの
 けふこの頃、ゴロゴロ(ころがるな!)です。


 先日は散歩がてら
 なんとなく「青蓮院をお参りしてくれよう」と

 自転車で白川通りを下り、銀閣寺前に行き
 いつもの哲学の道をぶらぶらと味わいながら
 南禅寺を抜け、青蓮院をお参りいたしました。
 拝観料(500円)です。

 青蓮院は天台の門跡寺院です。
 もう何度か書いてますが、門跡寺院というのは
 天皇・皇族の子弟や摂関家の子弟などが
 僧になって入るお寺です。

 そのため、建物は立派なお寺が多いです。
 この青蓮院は「里内裏」(さとだいり)としても
 使われたことで有名です。

 里内裏というのは、御所が火災などで使えなく
 なったときに、天皇が政務をとり暮らす場所として
 使う場所になります。

 ここ青蓮院は、浄土真宗ご開祖の親鸞聖人が
 得度されたお寺として、浄土真宗門徒には
 有名なお参りする場所となります。

 それで、そのため境内には
 親鸞聖人の像と歌があります。
 

  明日ありと 思う心の あだ桜

   夜半には嵐の 吹かぬものかは


 親鸞聖人は日野の下級貴族の家に生まれました。
 父が亡くなり、暮らしに困り、親戚の世話で
 9歳でこの青蓮院に連れてこられました。

 天台座主の慈円が
 「今日はもう遅いから得度式は明日にしましょう」
 とおっしゃったときに、
 親鸞聖人が詠まれた歌とされます。


 「人生は無常であり、明日があるとは限らない
  一日でも早くありがたい仏門に入りたい」
  そういう意味となります。
 
 しかし
 浄土真宗門徒の方には悪いのですが
 この話は今日ではほぼ事実とは違うとされています。

 親鸞聖人なら得度は
 「有名な天台座主の「慈円」によってなされた」
 また
 「そのときには、素晴らしい話があって欲しい」

 門徒の方にとっては
 ご開祖親鸞聖人は立派な方として
 より際立たたせ、ありがたみを増したい
 という想い、願いがあるのはよくわかります。


 でも、歴史的に事実を調べると
 慈円はそのとき青蓮院にはいなかった。
 9歳の子供が天台座主にそのような立派な歌を
 詠んで得度を促すことは当時はなかった。
 と今日ではほぼそれは否定されています。

 まあでも
 歴史的にも庶民の素朴な願いというのは
 伝わるうちにだんだん粉飾され
 さらにそれが共通認識の事実となる。
 それに反することは言えなくなる。

 ということはしばしば起こります。

 人は自分が習ったことと違うことを
 言われると、腹を立てることも多いです。
 
 何か自分が否定されたような感覚を持ちます。
 宗教がらみになると、
 信者の認識に反することを言うと
 「命の危険すらある」という悲しいことも起こります。

 でも僕はいつも思います。


 幸せのためには
 自分が習い、教わったことも違っているかもしれない

 違うときには、素直に変える

 その心の態度が必要だ、忘れてはならない
 と感じます。

 青蓮院をお参りしながら
 そんなことも思いました。


 青蓮院では「鐘」が自由に撞けます。
 お庭で「ぼ〜ン」と僕もひとつき致しました。

 京都にいらして余裕があるなら
 一度お参りされても悪くないお寺です。

 知恩院の隣で平安神宮に行く道筋にあり
 場所的にも行きやすい場所です。


 自分の教わったことも
 あるいは間違っているかもしれない

 自分の考えも
 あるいは間違っているかもしれない

 間違えない人などこの世にいません

 違っていると分かった時には
 素直に変える。
 その心の余裕を忘れない

 とても大切なことですね。

 
 あなたはいかがでしょうか。



 ではでは
 愛を込めて!
 姫野 修一郎(Himeno Shuichiro)

 今日も笑顔でニコッとね。

 何であれ、そこに愛が流れてこそ
 はじめてこころから楽しくなります。
 
 幸せはごく自然な
 あなたの命の本来の属性です。

 よろしければ、お参りして一息入れてみて下さい。
  (聖心寺・聖心神社)
  http://seisinji.net/index.html
 
 僕の自費で印刷した本「なぜ生きる」を
 お読みいただけると嬉しい。
 
 本の少し詳しい内容とお求めは
 http://himeno3.blog89.fc2.com/


 姫野修一郎のブログ「ただあるがままに」
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 生涯かかっても実現できないような
 大きな夢を持ちなさい

 案ずるな、必ず救うてやる!
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