韓国映画趣味で『MASTER マスター』(原題:同じ)を鑑賞。
あらすじ。
チンヒョンピル(イビョンホン演じる)は天才詐欺師。兆ウォン単位の莫大なカネを集めて政界法曹界にばら撒き、ビジネスを拡大してきた。その逮捕を狙うのは警察長官直属のキムジェミン(カンドンウォン演じる)。チン側近で電算室長でハッカーのパクジャングン(キムウビン演じる)を脅し抱き込みチンと、もう一人の側近である金ママことキムミョンに迫るが、チンが一枚上手で。。。
監督はチョ・ウィソク。
実際の巨額詐欺事件を題材にとった内容だそう。
感想。
名優・イビョンホンが出ているので観てみました。イビョンホン、善人役も悪人役も見事にこなし、深みを感じさせる演技なのは流石。
ただ内容は、韓国ではありがちな実話ベース物・企業犯罪物でした。役者は皆、達者で、安定して楽しめるけれど、目新しさはまったくない。
カンドンウォン、久しぶりに見たけど、本作では綾野剛似に見えました。あと、悪徳弁護士役が立憲の枝野党首似。日韓は民族的に近い、というのを再確認。ただ、企業悪事のスケールは韓国の方が大きいかな。映画で誇張されている面もあるんでしょうけど。
キネ旬では星3・4・3評価、私は星3つ評価です。
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