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2017年12月06日20:14

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■美容外科集団訴訟が和解=顔リフト手術で健康被害−東京地裁
(時事通信社 - 12月06日 18:00)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=4892004

 人間の顔っていうのは、その人を象徴するもの。

 育ち、考え方、生き様、全部顔に現れる。

 整形した顔は一見素敵に見えたとしても他人の目をごまかせるものではない。何より自身の心をごまかせるものではない。あざとさや借り物感や偽物の陰がどうしたって心や下地やたたずまいに居座ってしまう。ひどいやけどや事故で大けがをした人が整形手術をして元の顔に近づけるようなときに美容外科を訪れるのは納得いくけれどもその他のものが美容外科を利用するのはどうかと思う。

 あるがままの顔を大事にできない人は自分を大事にしているとは言えない。自分の顔の嫌いなところがどうしてそうなのかを知ることを放棄してしまっていいものなのか。形の真相を自身が知ることは人生そのものなのに、人生そのものに向き合うことを放棄してしまっていいものなのかどうか。努力することが顔を創っていくことを知らない人は絶対に幸せには成れないんじゃないかと思う。

 人は他人の顔に何を見るのか、美容外科の先生たちは社会の必要性に応じていると言いたいのだろうけど、人生を解り難く二重に八重に重複させて影の意識を生み出し、結果的には社会に混乱をもたらすものだという認識はお金の勘定の陰で存在感を無くしているんだろう。

 自分はこの業界、医者も患者もいい加減な人たちが集まって成り立っている業界だと思っている。

 そしてそんな人たちが五萬といる現代だからこそこれが職業として成り立っているんだと思う。へらへら笑っていればそれでいいという人たちのもので、そういう人たちの裁判。
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