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2017年12月05日00:27

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大阪&竹田城旅行記2日目

貸切列車は4時半まで福知山駅に停車してから出発。
先頭車最前列だったのに気付かなかったのですが、途中で鹿との衝突があったとのことで、和田山駅には5分ほど遅れての到着でした。
到着してからはマイクロバスに分乗して、雲海の中に浮かぶ竹田城を見る立雲峡に移動。何故大型バスにまとめて乗らないのだろうと思ったら、ここは大型車では近付けない場所なのです。当然路線バスもないため、通常だとここに行くには自家用車かタクシーで行くしかありません。
立雲峡に向かう細い道の途中には駐車場がありますが既に満車で、溢れた車は路駐し放題なので、余計に道が混んでいました。バスだと駐車場を気にしなくていいので、車が入れる一番奥まで行かれるメリットは大きいですね。
バスを降りたら、トイレ休憩後に展望台に向かう登山道を進み、展望台は一番下が第三で一番上が第一になり、最後まで行くと片道約30分かかります。6時頃に登り始めたときは真っ暗で、懐中電灯なしには歩けませんでしたが、登っているうちに徐々に明るくなり始めました。
また、夜明け前ながらかなり混雑していて、暗い登山道に懐中電灯の光の列ができるのを見たのは、以前に富士山に登頂したとき以来です。
展望台で日の出を待つと遠くのほうに霧が見え、明るくなるにつれて霧の範囲も広がって来ましたが、待っている間は非常に寒かったです。
ちょうど私が陣取った場所に、男一人で篠田麻里子みたいな人と長い髪をマフラーに挟んだしまい髪の整形前のスザンヌみたいな人を連れたハーレムのようなグループが来ましたが、寒いからと言って歌いながら踊り始めました。

フォト

そうしているうちに明るくなり、霧の範囲もさらに広がりましたが、近くで話しているのを聞いた限りだと、今回は天気が良すぎて霧がうまく発生しないパターンとのことで、確かにTVや雑誌などで紹介される映像ほどくっきりとした雲海は現れませんでしたね。それでも一応は雲海に浮かぶ竹田城を見るという目標を無事に達成できました。
↓雲海の竹田城動画

ただ、混雑していることもあってマナーの悪い人も時々見受けられ、鉄道撮影でもよく大宮駅に出没する悪質マニアが、他の撮影者や乗客に邪魔だと罵声を浴びせて「大宮駅罵声大会」と呼ばれて非難されていますが、そういう奴もいました(怒)。
写真を撮っていたら後ろから「邪魔だ」とか「前にいる奴はカメラを高く上げるな」とか「俺のほうが早くから来ていい場所を確保していたんだ」という罵声が聞こえ、見ると70歳前後と思われるジジイがわめいていました。少なくとも他の撮影者はマナーを守っている人が大半だし、展望台もこのジジイの私有地ではないのに何様のつもりなのかと思いました。こういう自己中な呆れた「老害」はネタかと思っていましたが、本当にいるのですね。
いい加減にしろと注意したいですが、こういうジジイは猿と一緒で人間の言葉が通じなそうで、逆ギレされるだけでしょうし、状況を見ていない人から見れば悪質撮影者同士のトラブル程度に見られて、こちらも悪者と思われそうです。あと、見るからに高性能で高そうなカメラを持っていましたが、人間の質はカメラの質に反比例して低レベルですね。こんなジジイは、下山中に森の中で熊さんに出会って追いかけられて餌になってしまえと思ってしまいました。
雲海はそこそこいい感じで見ることができましたが、次の朝食会場への移動の都合もあるので7時半過ぎで下山。途中には暗い時には見られなかった竜神の滝とそのそばの小さな祠があり、それも見ました。登山道を少し外れると愛宕神社がありますが、寄る時間がないので残念ながら通過。

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下山後はバスで観光物産販売や食堂のある「山城の郷」に移動して朝食となり、名物の卵かけご飯を食べました。地元産の新鮮な卵にかき醤油や山かけをかけて食べましたが、かき醤油の出汁が卵にマッチしてなかなか美味しかったです。
また、ここの2階には竹田城に関する資料室(無料)があり、模型が展示されたりVTRを見ることができますが、何故かツアー参加者が一人も上がって来なくて閑散としていたのが印象的でした。みんな「花より団子」なのかもしれませんが、城を見に来たのに資料室を見ないで帰るのは非常に勿体無いと思うのは、私だけでしょうか?
食後は高速道路インター近くにある「海鮮せんべい但馬」に移動。
色々な海鮮せんべいを工場で製造直売していて、製造工程は店内から無料コーヒーを飲みながら見学できます。
私はここで取り敢えずうちへのお土産分で色々な種類が詰め合わせになっているもの1袋だけ買いましたが、近くでコーヒーを飲んでいた西野カナ系な人(相方は長い髪をマフラーに挟んでしまい髪だけど横澤夏子みたいでしたが)のいるグループは、一人で山のように買っていました。
その後は、いよいよ竹田城跡に移動。ここも道が狭く大型バスは入れない場所で、車の入場自体も制限されていて、関係者以外は20分ほど離れた駐車場から歩いて移動となります。

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歩いて入口から入り、山を登って石垣の城壁の中に入りまず最初に北千畳を見ました。ここからは城下町や立雲峡のある反対側の山が一望できます。
次いで、三の丸、二の丸、本丸と移動。本丸からは城の全貌が一望できますが、この様子がマチュピチュを連想させることから、ここが「東洋のマチュピチュ」と呼ばれる所以です。
本丸の次は花屋敷を下に見ながら平殿に移動しましたが、ここに荷揚げに使われる滑車が設置されていました。ロープの外側の立ち入り禁止区域なので近くで見ることはできませんが、保守作業などに使われるものでしょうか?
次いで、南二の丸、南千畳を見てから竹田城跡を出ました。
その後は来た道を戻り、駐車場で休憩。駐車場には、竹田城を築城した山名氏と、山名氏と長年対立し豊臣秀吉支配下では城主だった赤松氏の供養塔があります。また、供養塔そばから上に向かってみかん畑にあるような小型のモノレールがありました。地図を見た限りだと滑車がある平殿に通じていると思われるので、これも作業用のものでしょうね。
竹田城を見終えた後は、バスで「道の駅但馬のまほろば」に移動して昼食となり、フードコートでおすすめと書かれていた「わらじ南蛮定食」を食べました。
ただでさえ混雑している上にこのメニューに限り「時間がかかります」と書いてあり、時間がかかるのは覚悟でしたが、確かに時間がかかりました。ただ、値段は安くないけどボリュームはそれ以上だし、タルタルソースの味も美味しかったので文句はありません。
当初は併設の遺跡などに関する資料館「古代あさご館」(無料)も見学したかったのですが、食事に時間がかかり過ぎてしまい、集合に間に合わないので見ることができませんでした。
集合した後にバスはそのまま和田山駅に直行。

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駅到着後、夜中の到着時は見えなくて気付かなかったのですが、信越本線碓氷峠の丸山変電所を思わせるレンガ造の屋根が抜け落ちた廃墟を発見。調べたところ明治45年(1912年)築の機関庫跡と分かりました。
また、駅前にはタクシー会社やスナックなどが入居する典型的な田舎町の雑居ビルがあり、なかなか味わい深い光景でした。ビルは1階部分が引っ込んだ造りですが、これは積雪地によくある建物ですね。
和田山駅ではトイレ休憩くらいしか時間がないまま改札入りしましたが、乗車する特急「こうのとり16号」が折り返し前に人身事故の当該列車だったとのことで、到着が大幅に遅れました。
帰りは2時間半ほどで新大阪に到着。最終的には数分遅れでしたが何とか無事にツアーのほうは終了となり、解散となりました。
帰りは、さすがにバスは辛いので新幹線を使いましたが、できるだけ安く抑えたいので割安プランの「ぷらっとこだま」で乗車。
この時間帯のこだまは、ちょうどいいタイミングで接続する16:53発があったのですが、万が一のダイヤ乱れを考慮して1本遅らせて17:53発の「こだま678号」にしました。ちなみにぷらっとこだまだと乗り遅れの保障は一切なく、乗り遅れた場合は普通乗車券のように後続列車の自由席にも乗れないので、正常ダイヤで20分強程度の接続時間ではリスクが大きいです。
また、今回はあいにく普通車は満席で、1500円増しになってしまいますがグリーン車しか空いていないとのことで、やむを得ずグリーン車に乗りました。それでも普通乗車券で普通車自由席に乗るよりは安く乗れます。
売店でぷらっとこだまのドリンクサービスを利用して飲み物(1本無料)と西日本限定になってしまったカールを買って乗車し指定された席に行くと、隣の席に長い髪をマフラーで挟んだしまい髪の整形前のスザンヌみたいな人が来るという緊急事態発生。
普通車が満席でグリーン車に流れた人も多いのか、グリーン車もほぼ満席で新大阪を出発。東海道新幹線の車内チャイムは、JR東海所属車とJR西日本所属車で車内チャイムが異なり、東海車は「AMBITIOUS JAPAN!」が、西日本車は「いい日旅立ち」が使われますが、今回乗った車両は「いい日旅立ち」が流れるほうでした。
途中の停車駅では数駅を除いてのぞみなどの通過待ちがあり、そのたびに停車時間が長いので、これを逆手に取って途中駅で停車中に売店に駆け込んで、駅弁をはじめその駅ならではの商品を買うという楽しみ方もあるそうで、やってみようと思いましたが、さすがに疲れたのでゆっくり休みたいし、窓側席なので隣の席の人に遠慮しないといけなくて、結局一度も外に出ませんでした。
東京までの所要時間は4時間近くかかりますが、気が付いたら三島に着いていて、ふと見たらホームのちょうど乗った位置のそばに売店があり、通過待ちの間にダッシュで駆け込んでいる人が確かに何人かいて、私もチャレンジしてみようと思いましたが、隣の整形前のスザンヌみたいな人が足を伸ばして寝ていたので出られませんでした。乗車時にカールを頭の上に落としてしまったので、何かお詫びの品を買って渡そうと思っていただけに残念です。
隣の人はその後に品川で下車。品川駅では東海道線ホーム下の地下深くにリニア中央新幹線の駅を作るので、新幹線の線路を橋脚に切り替える工事が行われていますが、その様子も確認できました。
そして東京駅で下車して、乗り換えてうちに帰り玄関を開けて、今回の旅は無事に終了となりました。

今回の日記、その他写真は、こちらにもアップしております。
(2日目・その1)https://blogs.yahoo.co.jp/silkroad_vx/40782789.html
(2日目・その2)https://blogs.yahoo.co.jp/silkroad_vx/40782809.html
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