「『5000分の100』と『あなたがうまれてきた確率』」
http://9001.teacup.com/sfk/bbs/18272 (写真入り記事)
私が初めて年賀状を出したのは、小学3年生の時で、初恋の相手でした。
ある日、親友と年賀状の話をしていたら、彼も同じ女の子に年賀状を出したことを知りました。
冬休みが終わり、その女の子と顔を合わせる恥ずかしさが半分に減りました。
12月に入り、年賀状を書く季節になりましたが、年賀状というといつもその時のことを思い出します。
1通から始まった年賀状は、気がついたら400通近くに増えました。大半は仕事の人間関係です。毎年年賀状を出すのが大変で、大きな悩みとなり、心の重荷となりました。忙しい時期に、丸2〜3日、年賀状書きに専念しないといけません。
ある時、こんなに苦労するなら、私に返事を書いてくれる人も苦労しているだろうし、いっそのこと「年賀状を書くのをやめよう」と思い立ちました。
しかし、0か100かでは割り切れずに、代わりに、Eメールで、クリスマスカードを兼ねた年賀状を出すようになりました。
1000通くらいからはじまり、気がついたら5000通を超えていました。
ワンタッチで一斉送信できれば簡単ですが、案外大変です。一日に出せるメールの数が決まっていますし、数日かかります。
大変な割には、もらった相手に重みやありがた味がないのか、5000通のうち返事が帰って来たのは100通くらいでした。
50通送って1通返ってくる確率です。
一方通行でも、私のメールを受け取って、私を思い出してくれた人がいるなら、それだけでうれしいです。100通に重みを感じますね。
ところで、私がこの世にうまれてくる確率はどれくらいだろうと考えたことがありました。
この世界には、星の数ほどの男性と女性がいます。父と母が出会う確率は、50通分の1通より遥かに低い確率です。
さらに、父と母が結婚をしただけではなく、その二人から私がうまれてくる確率は、もう天文学的な数字になると思います。
その数字がどんなにすごくても、今私がここに存在していることは確かなことです。
すごい確率の中から私がこの世にうまれ、存在しているのは、それだけでとても大きな意味があります。
あなたも同じです。
精子と卵子の結合は、おそらくどんな戦いよりも熾烈な戦いだったと思います。勝ち残ったのがあなたです。
あなたがこの世に存在しているだけで、すでに勝利者です。
どうぞ、自分を嫌わないでください。もっと自分に自信を持って下さい。
その背後には神様の選びがありました。
神様があなたを愛し、あなたがあなたであるように造られ、あなたは今存在させて頂いているのです。
「あなたがたがわたしを選んだのではありません。わたしがあなたがたを選んだのです。」(ヨハネの福音書15章16節)
神様はあなたを見てこう言われます。
「わたしの目には、あなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している。」(イザヤ書43章4節)
あなたは偶然この世に存在しているのではありません。
偶然だと考えたら、ちょっと偶然が少し違ったとしたら、あなたは存在しなかったかも知れないことになります。
そうではありません。
神様は、あなたがこの時代、あなたの両親の元で、あなたとしてうまれてくるように計画し、造られたので、あなたが今存在するのです。
その絶大な重みを感じながら、今日一日も、そして、これからも歩んでいって下さい。幸せになってください。
ステキな一日でありますように、
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