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2017年12月02日23:26

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デュトワのボレロ

本日は昨日個人練で調子が悪かった紐製のリガチャーを診てもらうために購入したドルチェ楽器に行き、やさしいお兄さんにいろいろ教えてもらいました。
根本的に使い方を間違っていたようです!

ドルチェ楽器のあと下記の演奏会に行きました。

○N響第1873回 定期公演 Aプログラム〜ラヴェル没後80年〜
開演:2017年12月2日(土)18:00
会場:NHKホール
曲目:オール・ラヴェル・プログラム
古風なメヌエット
組曲「クープランの墓」
左手のためのピアノ協奏曲 ニ長調
道化師の朝の歌
スペイン狂詩曲
ボレロ
ピアノ:ピエール・ロラン・エマール
管弦楽:NHK交響楽団
指揮:シャルル・デュトワ

デュトワのラヴェルって音源以外ではあまり聴いたことがないのです。

古風なメヌエット
まずは名刺代わりという演奏。オーソドックスな感じ。
オーボエの茂木さんがなかなかいい。

組曲「クープランの墓」
より編成が小さくなったが一段とすばらしいこれぞラヴェルという響き。
特に縮小された弦楽器が素晴らしい。
最終曲の茂木さんのオーボエのソロが協奏曲みたいですてき。

左手のためのピアノ協奏曲
ピエール・ロラン・エマールが挨拶した時デュトワが挨拶したのかと思った笑。
エマールの左手のピアノがいい意味で両手で思いっきり弾いてるみたいなダイナミックさである意味すばらしい これがラヴェルが聴きたかったものかも
管弦楽も今日最初の大管弦楽でのびのびとしている。
奏者アンコールはブーレーズの12のノタシオンから。思いっきり右手を使う曲笑。

道化師の朝の歌
めずらしく冒頭で管楽器が少ししくった感じ

スペイン狂詩曲
高校に入学したとき叔父からアンセルメのラヴェル管弦楽集のレコードを箱入りで貰ってそこに最初のほうにこの曲が入っていたんだけどあまり聴いてなくて今日を迎えてしまった感じ スペキってこんないい曲だったっけ?
今日の白眉に近い、若いラヴェルの瑞々しさが横溢した演奏。

ボレロ
これも名曲ですが生で聴くのはなかなか機会多くないです。ただラヴェルでは最初に生で聴いた曲(1982年に、上田市で、早稲田交響楽団による)。
本日の演奏はN響相手に奇を衒うことなく大ボレロという感じでデュトワ様堂々の棒捌き。
オーボエのソロ(ダモーレとデュエット)のところは茂木さんが池田さんにソロを吹かせていました・・・(ダモーレは別に用意)

なんか混ぜ物抜きでデュトワの十八番のラヴェルだけ固め聴きしたの初めてでうれしい。
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