mixiユーザー(id:6388208)

2017年12月01日03:26

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このクールベ「波」(1869年)を学生時代に東京都台東区の上野公園の国立西洋美術館で観たとき、絵の前で動けなくなりました。絶え間なく変化し続ける波は、クールベの驚嘆すべき筆力によって不動の実在となりました。重くふさがれた空の下に巨大な波が白い波頭をあげて今まさに崩れかかろうとしています。一瞬の動きを捉え、あたかも巨大な岩のように画面に定着させています。
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