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2017年11月30日16:40

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【警告】科学者15,000人が連名で"地球滅亡”を主張「人類は7つの危機に直面している」! 今行動すべき解決策5つとは!?

未来にステプアップするのを阻害してきた世界経済社会が地球の危機の引き金。「人類は危機に」2度目の緊急宣言 ─tocana / 2017年11月30日 13時0分 http://tocana.jp/2017/11/post_15211_entry.html
 もう、わずかな時間しか残されていない――。地球規模の環境改善へ向けた取り組みが急がれている。1万5000人以上の科学者が、今まさに人類は瀬戸際に立たされていることを訴えたのだ。
■1992年以来、2度目の緊急宣言「人類は危機に直面している」
 184カ国、1万5000人以上の科学者が今の地球が緊急事態にあると警告している。気候変動、森林破壊、生物種の絶滅などの問題に今すぐ本格的に着手しなければ、手遅れになるという。
【その他の画像はコチラ→http://tocana.jp/2017/11/post_15211.html
 学術ジャーナル『Bioscience』において、1万5000人以上の科学者による同盟「Alliance of World Scientists」の名のもと発表された研究では、自然環境保護のために喫緊の課題が挙げられている。25年前の1992年にも、「憂慮する科学者同盟(Union of the Concerned Scientists、UCS)」の名で同様の緊急提言がなされていたのだが、残念ながら事態は好転するどころか悪化し、いっそう深刻さを増しているのだ。指摘された具体的な問題点は下記の通りだ。
1. 利用可能な淡水の減少
 飲用をはじめとする利用可能な淡水の量が、1960年代の半分にまで落ち込んでいる。減少の最大の原因は、やはり気候変動にあるということだ。
2. 海洋資源収穫の持続不可能性
 1992年の時点で、地球上の漁獲量は持続可能な収量を超えて持続不可能な領域に突入したという。海洋資源の回復のためのいくつかの取り組みがなされているにも関わらず、海産物は減る一方である。
3. 沿岸“デットゾーン”の拡大
 海洋汚染による“死の海”はますます増えている。酸素が欠乏した水域の“デットゾーン”は、海洋生態系へ深刻な影響を与える。1960年代以降に識別された“死の海”は劇的な増加を見せ、残念ながら2010年時点で600以上もの沿岸が“死の海”になっている。
4. 森林の減少
 森林は炭素、生物多様性、淡水をキープする上できわめて重要である。1990〜2015年にかけて、地球上の総森林面積は4,128万ヘクタールから3,999万ヘクタールに減少し、南アフリカの国土とほぼ同じ129万ヘクタールが失われた。
5. 生物多様性の低下
 生物多様性は驚くべき速さで失われており、2016年の世界自然保護基金の報告では脊椎動物の生物種が急速に消滅していることが明らかになった。世界中の魚類、両生類、爬虫類、鳥類、哺乳類が1970年から2012年にかけて58%減少しているのだ。
6. 気候変動
 1960年代以降、化石燃料の利用による二酸化炭素排出量は急激に増加している。1951〜1980年の平均気温と比較して、1992年以降の世界の平均気温は二酸化炭素排出量の増加に正比例して上昇を続けている。
7. 人口増加
 人口爆発といってよいかもしれない。1992年の時点から人口は約20億人増加した。世界の人口増加が今世紀中に止められる可能性はきわめて低く、世界人口は現在の72億人から2100年には少なくとも96億人、最悪のケースでは123億人に膨れ上がる可能性もある。
■地球の未来のための5つのソリューション
 問題山積の人類文明ではあるが、明るい希望がまったく無いというわけでもない。人類社会の叡智が結実した例として挙げられるのが、オゾンホールの減少だ。これはひとえに我々が足並みを揃えてオゾン層を破壊する成分の入ったスプレー缶の使用と製造を抑制してきた成果にほかならない。人類は“やればできる”のだ。
 1992年以来、我々が成し遂げた“業績”はほかにも極端な絶対的貧困の減少、人口増加地域での出生率の低下、女子教育の普及、再生可能エネルギーの利用拡大などが挙げられる。そして未だ解決できない最大の問題は、やはり環境問題と人口増加の問題だ。人口増加、特に中流層の増加は地球資源の濫用につながり、そのまま環境問題に直結する。
 では現状、具体的に我々には何ができるのか。研究では5つの解決策が紹介・解説されている。
1. 地球上のシステムの健全性を回復させて保護するため、環境に有害な活動をコントロール下に置く必要がある
 化石燃料の使用による温室効果ガスの排出と大気と水の汚染を減らすためには、やはりドラスティックな社会の再エネルギー化が求められている。これはまず、実施が比較的容易な第三世界の小規模なニーズに適合した再生エネルギー供給体制の開発を優先する。そしてもちろん、森林伐採、農地の喪失、陸と海の植物種と動物種の消失を食い止めなければならない。
2. 人類の暮らしに不可欠な資源を、より効果的に管理しなければならない
 資源の保存活動やリサイクルの拡大など、エネルギー、水などの効率的な利用を最優先にしなければならない。
3. 人口増加の抑止
 国家には社会的成熟および経済的な向上が求められていることと、効果的かつ自主的な家族計画が必要とされていることを世界で広く共有することで、人口増加の抑止が可能となる。
4. 貧困の撲滅
「我々は壮大で夢のあるゴールを設定するべきだと絶対に信じています。2030年までに、少なくとも半分の貧困を撲滅しましょう」とコロンビア大学地球研究所長のジェフリー・サックス氏は語る。
5. 男女平等の完全実施と女性による出産管理の権利保証
「女性と女子が教育を受けるにつれ、子どもの数は少なくなり、子ども1人あたりのリソースが増えるので、ケアが行き届き教育的成功がもたらされます。科学教育においては、世界中の女性や女子をできるだけ早く最善の方法で教育して、有望な人材を増やしていきたいです」と科学教育者でテレビ司会者のビル・ナイ氏は語る。
 徹底した社会の省エネ化、そして人口増加の待ったなしの抑制が求められている。この機会に個人レベルで何ができるのかを考えてみてもよいのだろう。
(文=仲田しんじ)
※イメージ画像は、「Wikipedia」より
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