心理テスト？

なぜかOh my little girlが聴きたくなった。

この曲はめちゃくちゃ好きなのだが、妹と長い事暮らしてきたせいか、女の子は小さくて守らなくてはなくてはならないものっていうのには違和感があって、どんだけ自己満で思いあがっているのかと。大きい子もいるし。

で、Oh my little girlといえば、ドラマ「この世の果て」だけど、そもそもみんなもう知らないのかな？
久しぶりに見たくなって、第一話を見てみた。

ある事故により光を失った妹ななと、その原因は自分にあるとやさぐれる姉まりあの会話。
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明りの落ちた部屋、風呂上がりに冷蔵庫を開け、りんごに手を伸ばしかけるが隣の缶ビールを手に取るまりあ。
「お姉ちゃん？」
「まだ起きてたの？」
「うん」
半照明の明りをつけ起き上がるなな。
「ねえ、問題です」
「はぁ？」
シンクに腰掛け、煙草に火をつけ、ななの言葉を聞くまりあ。
「昨日ね、お花の問屋さんに私も出されたの」
「難しいのはやだよ、ばかだから」
「世界が滅びてね、一艘の船があります。つまり、ノアの箱舟だね。その船に、自分ともう一人だけ、一人っていうのはおかしいかな、とにかく連れて行っていいのね。次の動物の中から選びなさい」
「動物？」
「馬、孔雀、虎、羊」
「ななは？」
「いいから答えて」
「ん〜、羊かな」
「やっぱり。お姉ちゃんはそう答えると思った」
「何が？」
「心理テストなの。自分が何を一番大事にしているか、何を求めているか」
ビールを置き、煙草をくわえながら、ななの言葉に耳を傾けるまりあ。
「馬はね、仕事。孔雀はお金だって。虎はプライド。羊はね、愛情だよ」
はっと煙草を口元から離し、ななを見つめるまりあ。
「下らない、羊はマトンで食えると思っただけだよ」
ななの隣のベッドに横になるまりあ。
「ななはどれ？」
「笑わないでね、虎って答えたの」
「プライド？」
「男の人の場合はね、羊って答える人だけが女の子を幸せにしてくれるんだって」
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さて、自分は何を選んだでしょうか？
まあ、答えないけど。