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2017年11月29日23:52

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大田黒元雄、プロコフィエフからのプー様オルガン協奏曲まで(謎

本日は放課後に前からプー様(プーランク)のオルガン協奏曲を聴こうと思っていたのを昨日の報ステ杉並区大田原公園紅葉中継でプロコからにわかに思い出して今日のお昼休みにあたふたとチケット買って聴きに来たというのが真相です(前置き長い)

○新日本フィル#581定期演奏会
開演:2017年11月29日(水)19:00
会場:サントリーホール
曲目:
六人組(フランスの)/バレエ音楽「エッフェル塔の花嫁花婿」
プーランク/オルガン、弦楽とティンパニのための協奏曲 ト短調 FP93
プロコフィエフ/交響曲第6番 変ホ短調 op.111
オルガン:松居直美
管弦楽:新日本フィルハーモニー交響楽団
指揮:デニス・ラッセル・デイヴィス

六人組/バレエ音楽「エッフェル塔の花嫁花婿」
初めて聴く曲。というか合作、面白い、楽しい!
六人組とは言いながらルイ・デュレは作曲諦めて五人組になっちゃった(プログラムより)
曲は五人の個性がくっきり。ミヨーは相変わらず。オーリックはマジメ系。プーランクとオネゲルはちょっとマーラーの子供の不思議な角笛みたいな感じ。フランス流に言うとアイロニーとエスプリ?でじゅ。的に一番のお気に入りはもっとも角笛から遠いタイユフェール嬢の二品。聴いたことのない軽やかさが突き抜けた感じ!
そんな感じで全体に軽やかな感じでサティのスポーツと気晴らしを思わせる。

○プーランク/オルガン、弦楽とティンパニのための協奏曲
生で聴くのは2回目か。サントリーのオルガンで聴くのは初めて。
まずは王道の演奏。2階の奥ですがオルガンの演奏音は良く飛んでくる。一方2階の奥のためかティンパニの音がもう少し欲しい。弦は美麗でしたがやはりオルガンに消されがち。全体として前曲に続きやや軽め。
ただ、まあプー様のオルガン協奏曲は演奏に依らず胸熱な曲。今日のは軽めだったので哀しみも軽めで希望の光が凌駕した感じ。

○プロコフィエフ/交響曲第6番
演奏頻度が5・7番に比べて低いような気がします。けど、今日聴いてじゅ。的には高名で良く出来た5番がいまいちピンと来ないのに比べて今日聴いた6番はグッと来るものがあった。じゅ。の嗜好からするとドンピシャど真ん中です。この暗い感じが今日の(若干)軽めの演奏でやや明るんで来るのがいい。甘くはないが救いがある。
演奏では首席はじめクラリネットが秀逸。
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