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2017年11月28日09:55

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若い演奏家の音を聞いてみて、ユダヤ人演奏家との違いを実感しました

先日の神奈川県と東京で連続して行われた大型楽団の演奏会は中国系のピアニストが急遽キャンセルとなり、替わりに新進の女性ピアニストが参加して行われたが、いつものクラブサンのユダヤ人の演奏は私にはあまり嬉しくない演奏だということを、コンセルバトワール出身で、最近、池袋で演奏をした演奏家との比較で思う。
そのガリア系演奏家の言葉をディクテしてみました。

以下は、その演奏家の言葉です。少し編集をしてあります。

クラブサンをうまく歌わせるためには、繊細さが必要です。
この楽器は、一度鍵盤を押してしまったら、音をコントロールすることが出来ません。
鍵盤に触れる前後の一瞬の音の切れ目が、演奏のカギを握るのです。
ほとんど気付かれることのない音の切れ目、無音の瞬間によって、繊細な響きが生まれるのです。

「大きな波の中の一滴の水音を聞くようなもの」と言えるかも知れません。
繊細な感覚に訴える響きがまさにクラブサンの魅力だと言えます。
音のない一瞬がクラブサンの『歌』を奏でるのです。
音楽をすこしばかり掘り下げて深えてみたことでわかったことです。
音楽は音のないところに生まれるのです。

ここまで、フランス語のトークより。
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