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2017年11月19日00:47

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G26

実銃のM&P PC9シールドとG23(S&W.40口径)を撃ってからそういえばウチにもサブコンパクトガンがあったっけなー、とガサゴソ。
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(サブコンパクトとは”コンパクトガン”よりさらに小さいものをさす。G17と一緒に。)
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東京マルイ G26 ガスブローバック(GBB)

2000年の発売(当時物)である。マルイのGBBの中でも最初期のモデル(デザートイーグル50AEが先かな)今でも根強い人気があるモデルだと思う。

大昔にトリガーバーのディスコネクトカットしてしまって、フルオートオンリーG26にしていたのだが、考えがあって修復。

溝の切込みを入れ、骨となる針金を入れたうえでハンダで肉盛り修正。
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ヤスリで整えます。
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ディスコネクト復活。問題なくセミオートで撃てるように戻りました。
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不思議な事に、なぜかG26では再現されていないトリガーコッキングインジケーターがライブになりましたw(引っかかっているとも言う)

コッキング時
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ハンマーダウン時
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さて、ここまでは準備編。

最近、めっきり寒く(10℃以下)になってきました。例によってGBBは終わりの季節です。
(カーボネイトco2のCZ75欲しい。)

こうなると電動ガンか、固定ガスなのですが、天邪鬼なワタシはGBBがイジりたくなります。

「ガスコキ化」(GBBをブローバックキャンセルしてエアコキの様にスライドを引いて撃つシングルアクションオンリーの固定ガスガンにする事)しても良いとは思ったのですが、それではツマラナイ。

固定ガスでもダブルアクションで連射できるのに、それより劣ってどうする。。給弾は自動で行いたい⇒最低限スライドがギリ動けばいいんじゃね?!

⇒超ショートストロークカスタムをしてみよう

と思い至ったワケ。
レースガンやハイキャパ使いの人たちからしたらショートストロークカスタムは極一般的な内容です。
http://gungineer.matrix.jp/handgun_custom/marui/Hi_capa/short.htm
(ガンジニアさん参考。でも外部エア仕様ってなってます。)

ショート仕様の市販のリコイルスプリングも売っていたりしますので簡単なようですが、ハイキャパ辺りの機種を少し短くしてレスポンスUPするのは簡単ですが、ギリまでやってみよう、となるとかなり苦戦しましたw

ちなみにハイキャパ等はストロークが51mmもあります。ショート化するにはハッキリ言って向かないです(ハイキャパ自体を使いたい場合は別)
ハイキャパ …51.0mm
P226E2 …46.5mm
XDM40 …44mm
G17 …42.5mm
G26 …41mm
ぐらいと思います(ノギスで簡易測定)
(今度のマルイ1911のM45はシリンダーが長くされているようですね。ガバのストロークから考えて正しい進化です。)

ハイキャパのような元々ストロークが長い機種はシリンダー自体も長いので、ショートカスタムする時は加速シリンダーのようにどてっ腹に穴とか開けないといけなかったりします。(ブローバック完了後のガスの排気が出来るようにする)
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(一番下がナイトウォーリアのスライド。上2つはG17とG26)
G17、26はノズルシリンダーストロークが元々20mmぐらいしかなく、小さめ。残りの20mmは惰性で動いています。なので半分の20mmをカットできるかなーと思ったのですが、そうは問屋が卸さない。

結論から・・・
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ストローク規制は16mmとしました。単純に写真のようにφ8ウレタンホースをカットして、Oリングを入れてストロークを減らしただけ。

なので41-16=実質25mmぐらいのショートストローク化が限界でした。
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(このくらいまでしかスライドが下がりません)
とはいえ、最初はウレタンホースを20mmくらいから初めてみたのですが、

「ブローバックはするが、まったく弾が給弾されない」

という状況に陥りました。(こんな感じでノズルが下がらなくなる)
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で、少しずつ切っていったのですが、給弾されるのは10mmぐらいにしたときでした。それでは少しだけショート化で面白くない。

ノズルシリンダーのリターンスプリングを強化したり、ストローク規制もしてみたがなかなかうまくいきません。一応、ブリーチ内の片側にミニ四駆のネジをカットしたものと補助スプリングは追加。ただ気休め程度でした。
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原因としてはマガジンのBB弾のテンションです。フル装填すると特に顕著でまったく弾が出ない。なので、最初はマガジンスプリングを切ってみたのですが、それで15発装填のG26用マガジンなら少しうまくいったのですが、G17用のフルマガジンを使うとこれまたまったく撃てなくなる。これでは面白くありません。

原因)
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ノズルの下に金型のエジェクターピン痕と、段差があります。
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ヤスリで整えて滑らかにしてみました。⇒大当たり

ここらをうまく処理してから1mmずつストローク規制量を増やして見極め、結果16mmになりました。(スライド後退量;25mm)

もう1mmいけるかとおもってワッシャー追加すると、とたんに給弾されなくなります。微妙なんですねぇ。

さて、あとは例のガスカット(省エネ)します。
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ミニ四駆のAL補強バンパーを切り出して、ブリーチに穴あけしてビスと耐衝撃アロンで固定。
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初速は最大で71m/sぐらい(HFC134a、マルイ0.2バイオ)
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通常だと61〜66m/sといった所。問題なし(TNバレル入ってます)

マガジン内には例のフィルター(気化おまじない)を。
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ガスの充てん量をチェック。8g入りました。
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空撃ちチェックしてみたところ、72発撃てました。⇒0.11g/発
G17の軽量ブリーチカスタム並みの低燃費を実現!

ちなみに撃ち味はG17よりスライドが重い分とストロークが短い分、小気味いいです。
擬音だと
元)「バカ!ボカン!」 →改)「カ!カ!カッ!」って感じ。

マルイのGBBの中で一番レスポンスがいいかもしれないw
あと寒くて他のGBBがへこたれる中でも全然動くし、スライドストップもかかります。
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補強ノッチもないので、新たに短い位置でスライドストップ溝を削り込んでいます。

ストロークが長いハンドガンでショート化すると「ブサイク」ですけどw(大昔のガスブロ黎明期のガバとかそんなんだった)もともと小さいサブコンパクトでストロークが短いと意外と自然?なんかかわいく見えますw

今回、リコイルスプリング関係はノーマルのまま。むしろ強化しても良いぐらいでしたが、ガスカットを早めているのと、Oリング等弾性体を入れているので問題はないでしょう。マガジンを良く温めるとリコイルもしっかりあって凄く楽しい。しかも超高速レスポンスでセミが撃てますw

なかなか楽しい撃ち味の1丁が完成しました☆
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