一時代の寵児がこの世を去った。

元「赤軍派」議長塩見さん死去(赤軍派正確には「共産主義者同盟赤軍派」又はプロレタリア革命派）は、1974年に結成された日本の新左翼 党派

塩見さんとは東京で何度かお会いしたことが有りました、その時は大衆を引き寄せて革命を起こすのには前衛党が必要だと前衛党論を言って、日本社会科学研究所(マルクス・レーニン主義、毛沢東思想)を名乗り、マルクス主義の基本原理の勉強会を大学生ぐらいの若い人を相手に開催しておりました。

その塩見さんは、かつて武装闘争を主張して１９６９年に赤軍派を結成して議長に就任。
「よど号」ハイジャック事件（７０年）など一連の赤軍派事件を首謀したとして、懲役１８年の実刑判決を受けて東京・府中刑務所で獄中生活を送った事が有ります。
これは、犯罪行為の実行に関わっていないが法律違反の指導的立場として犯罪行為をしたのと同じだと言うので「塩見破防法」と呼ばれ、獄中18年非転向(自らの主張は間違っていないと言い続けてきて）満期出所。

出所後、下層労働者として都内の市営駐車場に勤める傍ら赤軍派時代の自らの武装闘争路線は誤りだったと総括し。
一連の時代を振り返るトークショーなどに出演してきました。

2008年公開の若松孝二監督の映画「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程 」上映会後に
１、「若松孝二」映画監督
２、日本の音楽家、平和活動家、政治家沖縄県コザ市（現・沖縄市）出身の「喜納 昌吉　氏」(きな しょうきち)
３、獄中18年非転向「元共産主義者同盟赤軍派議長塩見孝也　氏（しおみ・たかや）
４、「獄中日記」著者　水谷和弘
合計4人の自己紹介から始まり、上映会参加者約100人とのフリー・トークショーが行われました。

２０１０年には生前葬を営んで話題になりました。
２０１５年４月には東京都清瀬市議選に無所属で立候補しましたが、落選しました。

■元赤軍派議長塩見さん死去＝よど号ハイジャックで服役
(時事通信社 - 11月15日 12:00)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=4859994