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2017年11月14日23:49

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ある先輩の話

■東京・新宿のど真ん中にある「24時間託児所」で眠る子どもたち
(週刊女性PRIME - 11月14日 17:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=235&from=diary&id=4858828

私が以前いた職場は、年中無休の24時間稼働で、3交代の職場でした。6時から15時の早勤、13時から22時の遅勤、21時半から翌6時半の夜勤の勤務で、社員は月単位で前月20日頃に指定されるシフトにより土日祝関係なく交代で3つの時間帯を勤務していました。
その中に一人、遅番を指定されない先輩がいました。
その理由が、奥様も介護士さんか何かのやはり交代で夜勤のある仕事で、小さいお子さんがいると。で、夜はお子さんに夕飯を食べさせて寝かさなければいけない、お子さんを家に一人にする訳にはいかないからということでした。
また夜勤も、その人だけ特別に、事前に指定される予定の日を管理職から教えてもらって、管理職や奥様と調整しているとも聞きました。
それなりに人数がいる職場だったのでなんとかそういう配慮ができたのかもしれませんが、一方でそういう配慮を獲得する代償として、その先輩は、周囲の理解を得るために、本来公表しなくとも良い奥様の仕事やお子さんの状況などのプライバシーを職場で公表していたわけです。(対して親しくもなかったのに私がこんな風に事情を書けるくらいには。)

社会が成熟し第三次産業が発達したことで、また共働き化と昼間誰も在宅・家事に従事しない家庭が増加したことで、小売・サービス業を中心に長時間営業が当たり前になり、便利になりました。
でも、一方で、確実にこの先輩のように、両親ともが夜勤を含む交代制勤務に従事しなければならない家庭も確実に増えているのだろうと感じます。

一方で確かに保育所や学童保育所は、あくまでも「平日昼間」にのみ働いている人しか想定できていないのだと思います。といいながら、保育所が長時間対応を始めたら、今度はそこの保育士さんの家庭で夜間の保育に欠ける〜、という嫌なループになるのですが。

あの先輩は多分、何とか職場の配慮を得て綱渡りで子育てを乗り切っていたのだと思いますが、誰でも、どこででも同じく配慮を獲得できるとも限らないでしょうから、記事のような夜間を含めた長時間対応の施設は必要だとは思いますが、
一方で、子供に限らず夜寝た方が良いのは間違いないわけで、そもそも論としては、働き方や働く時間の制限・見直しが必要ではないかと考えます。
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