トランプ大統領の訪日・訪韓について考察

トランプ氏が親指立てて喜んだ「おもてなし」
http://www.yomiuri.co.jp/national/20171107-OYT1T50048.html

商談で終わった２６分間　事実上のコリア・パッシング、文在寅大統領のサプライズは空回り
http://www.sankei.com/politics/news/171108/plt1711080028-n1.html

【トランプ大統領は、日本では会談のみならず、楽しいひと時を過ごして行かれた模様】

トランプ大統領の台詞に、「社長や大統領になれば、嫌いなヤツとも飯を食わないといけない。でも、ゴルフは好きなヤツとしかしない」と言う台詞がありました。
ドナルド・トランプと言う一個人の嗜好を考察した上で、お客様に楽しいひと時を過ごしていただこうと言う気持ちの下で用意されたゴルフの日程や晩餐会などは、大いにご満足いただけた模様。
マスコミをシャットアウトし、是非試合をしたいと言っていたプロゴルファーまで呼び寄せて、気の置ける仲である安倍総理と共に楽しい時間を過ごせたら、それは勿論良いリフレッシュになっただろうし、楽しい時間を過ごせたことでしょう。

その上で拉致被害者のご家族との面談を成し遂げ、拉致問題については日本は原則として一枚岩であると言う事を見せることが出来た。
憲法改正や国内の極左暴力主義に対する対応など様々な問題も抱えてますが、衆院選を勝ち抜いた自公政権の下で4年間じっくり取り組めば、不可能ではない。
一つずつ解決していけること。

やれ税金がどうのと騒いでる輩もいますが、同盟国の首脳であり、国賓でもある大統領をもてなすのは当然のことではないでしょうか。
中国と北朝鮮の立場でも同じ事やってますよね。お互いの首脳をもてなしてますよね。
同じ事ですよ。

【一方、韓国側は、自らの主張を喚き立てるだけ。トランプ大統領の心証など全く配慮してない】

日本→韓国の順で足を運んだトランプ大統領ですが、そこで振る舞われたのは、韓国が日本に侵略して奪い取り、未だに不当に支配し続けている竹島で掠め取ったエビ。
しかも、食事会に（自称）慰安婦を相席させると言う始末。

トランプ大統領は、前日まで日本で楽しいひと時を過ごして行ったわけで、当てつけのような事をされて、トランプ大統領が愉快に思うはずありませんよね。
食事中に、特定の国、それも直前まで自分が楽しく過ごしていた国に対する悪口を聞かされてたんじゃ、飯も不味くなるでしょ？そりゃ。
まさにトランプ大統領が言ってた、「エラくなったら、嫌いなヤツとも飯を食わねばならない」って場面を体現しているのが皮肉。

しかも、韓国内では「韓国から出て行け！」と大規模なデモもあったようで、トランプ大統領の身の安全を考えてルートを変更するなどまで行わねばならない始末・・・
彼がどのように感じたかは、言うまでもないでしょう。

首脳同士の二者会談がたったの26分に過ぎず、通訳除けば10数分に過ぎなかったと言う現実が、如実に物語ってます。
トランプ氏は、「文氏と貿易について会談する。米国に多くの雇用が創出されること。それが私が来た一番の理由の一つだ」と語っていましたが。
これって、言葉通りに受け止めたら、「ウチの武器、買えよ。オレは営業のために韓国に来たんだよ」ってことですよね。
しかも、軍事的オプションの話はなかったとの事。
日韓の間では同盟はありませんが、米韓の間では同盟があるはず。
なのにそこが無かったって、韓国マジで大丈夫かいな？

まあ、対北朝鮮関係で一番のカギを握るのは、中国ですからね。
トランプ大統領にとって対北朝鮮の対応で一番重要視しているのは中国であり、いつ裏切るかもわからない韓国なぞ、カネ稼げればそれでいいや、くらいにしか考えてないのかもしれませんね。