勲章を主管する宮内庁に100億円

皇室予算とは別で100億円。

かつての愚かな戦争当時、帝国の権威を洗脳な時代ならば、あまりにも愚かだが愚かなりの合理性もあったことだろうが。21世紀の今になってまだ勲章。

不幸にも勲章の対象などなってしまったら、全額自腹で式典に出席することになる。そして経済的な恩恵は何も無い。ガン無視してしまえばいいという向きもあろうが、子供の頃に権威を刷り込まれた中高年の方などはそうもいかないようだ。授賞ともなれば相応の身支度をしなくてはならない。まして地方の高齢の方などの場合は、不慣れな東京を家族や友人に連れてもらって移動だけでも相当の出費、トータルでは何十万だ。


あぁ、虚飾まみれのフォトスタジオやレンタル衣装屋は、勲章をもっと乱発すればいいのに！！と思うかもしれないが。


こんな愚かな制度がいつから!? 褒章の発想は太古の昔からあるにはあったろうが、「勲章」とするようになったのは明治以降。西欧の何をサルマネしたことかだが、あるいはかつて世界中を蹂躙した至上最悪・最凶の侵略国家イギリスのそれだったかもしれない。



宮内庁の概算要求、直近ではこのような。
http://www.kunaicho.go.jp/kunaicho/kunaicho/pdf/gaisangaiyo-h29.pdf



■旭日大綬章に坂本剛二氏ら＝俳優の大村崑さん小綬章−秋の叙勲
(時事通信社 - 11月03日 06:00)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=4842968