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2017年11月04日04:39

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2017年秋アニメ3話ぐらいまでの感想

 今期秋アニメでニコニコ配信されているものを中心にチェック。途中で切ったりハナっから見てなかったり配信されてなかったりで、ないタイトルもあるけれど、みんなは自分の好きを追いかける事に専念してください。

【いつもの大ざっぱ評価】
◎=弱ソニック
〇=波動拳
△=ニーバズーカ

△Dies irae
コア人気を誇るPCゲームをクラウドファンディングでアニメ化……という事で0話がまあ凄かった(怪しい作画、ぶっとんだ展開)んだが、話そのものは輪廻転生(?)+ナチ+異能という、中二病全開シナリオで心意気や良し。コメでちらほらFateとの比較(発売時期、シナリオのカオスさ云々)が出てくるが、自分みたいなひねくれ者としてはとっくに市民権を得たFate(奈須きのこ知らないファンも出てきた)を今から勉強するよりかは、こういった作品を応援したいクチなので、面白く視聴を終えられたらゲームも遊ぶかもしれない。

*DYNAMIC CHORD
今期放送事故枠。原作は乙女ゲーらしいのだが、関係者およびファンは変な汗が流れまくってるはず。酷さが突き抜けてループ・ザ・ループしてしまい、3周ぐらい回って笑いが止まらない怪作。男性ロックバンドの葛藤がテーマらしいのだが、1話からとにかく説明不足&謎の静寂&謎の演出&フラッシュアニメみたいなライブシーンetcでとにかく大変なんだけど、巷じゃ「MUSASHI-GUN道の再来」とか言われてる辺りで察してくれ。

◎Infini-T Force
タツノコオールスターアニメ。ガッチャマン・ポリマー・テッカマン。キャシャーンが現代に召喚され、現代っ娘のもとに居候しつつ悪と戦う話。全編フルCGでアクションがキレッキレなのと、出し惜しみしない展開で見ていて飽きがこない快作。とはいえヒーローは現時点で4人止まり、戦闘も思ったよりタイマン多めで、もうそろそろ変化が欲しいと思うおねだりさん。シリアス壊したくないから絶対ないだろうけど、ヤッターマンとかハクション大魔王とか出ないかな。

◎Just Because!
高校生青春アニメ。テーマもビジュアルも総じて地味なんだけど、作画や背景がめっちゃ気合入ってて、なおかつ話が王道の高校生恋愛。こういう直球ストレート好きだ。片思いの相手が片思いというドキムネの連鎖と、たまに入るギャグのキレが良い感じ。

◎おそ松さん 第2期
安心と信頼の第2期。1期となんら変わることなく、むしろ1話を見るに予算が増えたのかなと思うぐらいバブリーなつくり。1期から通してギャグに関しては割と真摯な作品で、キャラに寄り過ぎない程度に話もしっかりしてて、今期も割かしバリエーション豊かな話やオチがあって見ごたえあり。さすがは一大ブームになった作品である。

〇鬼灯の冷徹 第弐期
面白いっちゃ面白いし、前期とノリも変わってないんだけど、1期から大分空きすぎて何となくまったり気味に感じる2期。センセーショナルだった前期OPと妙な疾走感のあった前期EDが災いしてか、歌ってる人同じなのに今期のOP・EDがちょっとイマイチに感じてしまう。「鉄は熱いうちに打て、2期はさっさとやれ」が身に染みる1作。

△つうかあ
JKがサイドカー付きバイクに乗ってレースに挑む美少女モーターサイクル系アニメ。実在するスポーツらしいのだが、サイドカーに乗った人間が思いっきり体をそらし、コーナーリングする光景は見ていてヒヤヒヤもの。で、アニメなのでなぜか全員ノーヘルで運転する(公式レースではフルフェイス付けてたが……)。

比較対象で面白かったのがガルパンで、あっちもあっちで無茶な話(JKが戦車に乗り、生身を晒しだして戦闘)なのだが、突き抜けて非常識(特殊カーボンあるから撃たれても中の人平気、あと主人公に弾は当たらない)&そんなのが気にならないほど話が面白かったのに対し、こっちはちょっと盛り上がりに欠けるぶん、妙な生々しさだけが浮き上がってしまった感じに。題材は珍しいので今後に期待。

◎アニメガタリズ
アニメに興味を持った主人公が、クラスのお嬢様(隠れアニメおたく)と知り合いアニメ同好会をつくる部活系アニメ。パロディネタがとにかく多く、劇中に出てくるアニメが元ネタミエミエのタイトル&台詞引用もばっちこいな暴走アニメ。内輪も内輪だが意外にもアニメそのものをテーマにした作品は珍しいく、キャラも良い味出してて気楽に見れる1作。

◎ネト充のススメ
会社勤めに付かれたOLが退職し、貯蓄を重ねた資金と膨大な時間を使ってネトゲにハマる。そこで知り合ったギルドの人たちとの交友と、リアルな人間関係がやがて交差し……的な話。いわゆるネトゲあるあるの中の人バレ&恋バナ系で、ちょっと前に似たような題材であった「ネトゲの嫁が〜」が高校生活の話だったのに対し、こっちは社会人でもうちょっと地に足の着いた感じ。登場人物が美男美女揃いなのを除けば、割とある話なので視聴者の共感もそこそこ。うらやましい。

〇ブレンド・S
安心と信頼のきらら枠。無愛想さを自覚し、バイトに落ち続けるJKが最後に辿り着いた場所、そこはフランス人オーナーによる変わり種の人間が集まる「なりきり喫茶」だった……というお仕事アニメ。意識せずともSっ気が出てしまう主人公を含め、美少女揃いで明るくキャッキャウフフな話なのだが、珍しいのは男性も出てきて(日常美少女アニメ世界では通常、男性は存在しない)、かつ劇中で明確に恋模様が描かれることだろうか。

◎◎ラブライブ!サンシャイン!! TVアニメ2期
前期最終回がちょっとアレだったけど、いざ始まって見たらやっぱり面白いラブライブ2期。多分今回も良いところで終わり、続きは劇場版の流れだと思うが、花田先生の脚本は良くも悪くも油断ならないので、最後まで緊張感をもって視聴にのぞみたいところ。

〇ラブ米 2期作
ラブライブと文字が並ぶだけで面白いラブ米(ライス)2期。やってる事は前期と同じ謎アイドルアニメ&米にかけたダジャレ合戦なんだけど、今回は中国からの刺客「麺」ということで、もう肩の力抜いて気楽に見れる。ところで制作会社が今話題のヤオヨロズなのをタグで気付いた。みんなけもフレばっかじゃなくてラブ米見ようぜ。

〇俺たちゃ妖怪人間
「妖怪人間ベム」をベースにしたショートギャグアニメ。いわゆる最近流行の原作レイプ系アニメで、杉田もいるし悪ふざけの権化みたいなつくりだが、何気に話のテーマとして人間の闇を描いてたりするから生意気。

◎僕の彼女がマジメ過ぎるしょびっちな件
クラスの美少女に告白したら、性格が真面目すぎるあまりエロ知識に全振りしてしまった彼女とイチャイチャするラブコメ。堂々とした下ネタアニメかと思いきや、ヒロインが何だかんだで純真で可愛いので普通にニヤニヤして見てしまう。製作ディオメディア・ヒロイン悠木碧とアホガール布陣なのだがアホガールの10倍は面白い。あと場面転換が「女の子がスカートをまくり上げ、中から次のシーン」という書いてて不思議なシーンチェンジなのだが何だか好きだ。

◎十二大戦
干支を関した戦闘のエキスパートが殺し合う異能バトロワ系アニメ。原作が西尾維新とのことで会話がちょっとヘンだが、字で読むのと映像で見るのはまた違うので損してる気がする。干支がテーマということで、意気揚々と自分語りを始めるキャラから脱落していくのだが、これはもう意外性というより様式美と割り切って楽しんだ方が良いと思う。

◎◎◎◎◎宝石の国
良すぎ。色々書くと長ったらしくなりそうなので、要点を絞るなら「音楽とCGと黒沢ともよ(主人公:フォス役)」だろうか。キャスティングも、劇伴も、硬い質感(主人公たちは人間が進化を遂げた宝石の集合体のようなもの)も全てがドンピシャ。1話と3話で泣いた。ただ映像がすごすぎて配信だとエンコ泣かせなのが悩み所。BD録画も併せてどうぞ。

◎少女終末旅行
美少女フォールアウト(ただし人間も怪物もいない)。最終戦争を終え人類がほぼ死滅した地下世界で、あてもなく放浪する少女2人の話。世界こそ終わってるが中身は美少女日常系で、あらゆる困難にゆるーく立ち向かってく主人公ペアを温かく見守るのが心地よい。主演の水瀬いのりと久保ユリカも良い感じ。というか久保ユリカ、何気にμ's(初代ラブライブ)の中では一番の出世頭じゃなかろうか。

△血界戦線 & BEYOND
満を持しての2期。1期がアニオリ含めた話が多かったのに対し、2期は1期でできなかったエピソードの回収がメインの模様。ただ、漫画で読んでも難解な設定・話が多いので、アニメの1話完結だと大分無理をしている印象。テンポを重視してか説明も飛ばし飛ばしで、明らかに「マンガ読んでるファン向け」なつくりなのは賛否分かれるところ。わしゃマンガ読んでたからギリセーフなんやで。

〇魔法使いの嫁
マンガ原作アニメ。主人公のJKがある日人身売買オークションで、魔法使いに買われるちょっとヤバイオープニングから始まる。現代社会とは別に魔術や神話上の生物が存在する世界だが、ふらいんぐうぃっちやメイドラゴン的な明るさはなく、どっちかというと後期ハリポタ的な重さを感じる世界。あんまりダーク過ぎると見てるこっちも凹むけど、好きな人はとことんのめり込むだろうなって作品。


【まとめ】
宝石の国すき。
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