玉せん

老人ホ―ムの秋祭り。
お手伝いに…
担当は
ヨ―ヨ―釣りと
ス―パ―ボ―ルすくい

子供を
喜ばすことは得意科目だ
そのはずだった が…
大いに
楽しんだのは
私の方でした(^^;''

私の向かいでは
焼そばにおでん
人盛りができるほど…
そこでは
聞き慣れない 「玉せん」？

「玉せん」
30cm足らず楕円形の煎餅。
その上に目玉焼きを乗せ、
マヨネーズと特製ソ―ス
目玉焼きの上に天かすを
トッピングしている。

あれは なんだ！？
と
尋ねてみると…
露店や
小学校の夏祭りなど
ごく当たり前に
売られているらしい。

食す

煎餅の端を割り
ソ―スを絡めながら頂く

目玉焼きの縁まで食した所で
目玉焼きを
ややはみ出すようにし
煎餅で包み込むように割り
中央の目玉焼きを捉えつつ
口中に投げ入れ頬張った

歯が煎餅の適度な厚さを
貫いた瞬間に
滑らかに仕上がった目玉焼き
その黄身と煎餅が融合し
特製ソ―ス、マヨネーズたちが
ハ―モニ―を奏でる

さしずめ 天かすは
味覚を促進させる為の
リズム打ちかのようである

人差し指と親指で
唇の両端からソ―ス達を
拭いとる。
やや羞恥感に目覚め
振り向き
指をペロペロしながら
余韻を楽しんだ

それほどのことも
あるわけないわけだが…
美味しくいただきました(^^;

これって
全国制覇しているのかと？

八戸でも
当たり前にあったのかと？

浦島太郎おじさんは
思うのであった(^^;