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2017年10月26日19:16

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小説「この世界にiをこめて」佐野徹夜

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生きづらさを抱え、退屈な高校生活を送る僕に、ある日届いた1通のメール。
【現実に期待なんかしてるから駄目なんだよ】
でも、それは届くはずのないメール。
送り主は吉野紫苑。
彼女は、屈折した僕の唯一の女友達で、半年前に死んでしまった天才小説家だった。
あり得ないはずのメールのやり取りから、僕は失った時間を取り戻していく。
やがて、遺された吉野の最後の言葉に辿りついた時、そこには衝撃の結末が待っていた――。

出会う筈のない世界から、メールのやり取りができる。
何て、不思議で夢に溢れているのだろうか。
それは世界の間からのやり取りなのだろうか。
いいね、凄くいい。

工夫された世界観で、中々楽しく読めた。
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