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2017年10月22日15:10

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『既に2013年に産労総合研究所が実態調査ならびに公表をしています。2010年には、読売新聞も報道していたようです。』

(3)自費料金の平均額と金額分布―[3]診療録(カルテ)関連

診療録(カルテ)に関する自費料金の平均額は、開示基本手数料2,732.7円、医師の説明(30分)5,450.2円、複写59.2円など

まず、診療録(以下、「カルテ」)の開示基本手数料は、全国平均で2,732.7円、最高15,000円、最低300円である。同様に、カルテに関する医師の説明(30分)は平均5,450.2円、最高22,000円、最低2,000円であった。金額の分布をみると、開示基本手数料は2,000〜3,000円台が中心、医師説明のほうは5,000〜6,000円台が中心である(図表3)。
いずれも最高・最低額の開きは大きくばらつきもあるが、医療機関によってはカルテの開示基本手数料のほかに「閲覧料」を設けているところもあり、また、医師説明の料金を開示基本手数料に含めるケースもあるようで、一概にはいえない。自費料金は個々の医療機関が独自に決めるため、必ずしも料金の設定範囲が統一的でないのが実態だ。
なお、カルテの複写は平均59.2円、最高5,000円、最低5円であった。最高額の5,000円は例外的といえ、大部分は10〜30円台に集まっている。

図表3 診療録(カルテ)の開示基本手数料、医師の説明、複写の自費料金の分布
フォト


2013年 医療機関が設定する自費料金に関する実態調査 – 経営・財務 - 産労調査 - 医療・介護施設向け情報 - 産労総合研究所
http://www.e-sanro.net/iryo/i_research/i_research04/pr1403/より引用

カルテの開示は手間ひまがかかるもの

 診療記録(カルテ)の開示は医療機関の義務だとはいえ、診療報酬点数にカルテ開示手数料は記載されていません。日本では混合診療(健康保険で決められた範囲以外の診療を自費で支払って治療を受けること)が認められていないのに、なぜカルテ開示に料金が発生するのか不思議に思う方もいるでしょう。

 でも、厚生労働省はカルテ開示手数料について、「各施設で費用が徴収できる」という指針を出しているのです。というわけで、各施設は手数料無料でコピー代実費のみのところもあれば、利益を考慮して1万円を徴収していたりと、ばらつきがあるのです。

 電子カルテ化が完了している施設であれば、端末から診療記録および必要な部分を選んでプリントするだけでカルテ開示は可能です。おそらく、それほど手間ひまはかからないでしょう。

 とはいえ、電子カルテのコンピューターシステムを作るのは、病院であれば1病床あたり100万円と言われています。100〜200床程度の中規模病院だと、1億円を軽く超えてしまうのです。それに加えて、毎月の維持保守料金として年間数百万を超える金額が発生しています。

 8割を超える電子カルテ未導入の病院ではどうでしょう。手作業でカルテを1ページずつコピーして、それだけではなく、膨大な検査結果や看護記録、温度板(体温や血圧などの記録用紙)などの付随する資料も集めてコピーするため、結構な手間ひまがかかるのです。

無料から1万円まで、カルテ開示料金の不思議 | JBpress(日本ビジネスプレス) http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/2552?page=2より引用

カルテ開示の手数料、実態調査
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=4824124
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