しかしねえ、われわれ海外行くときは
全部インターナショナル・フェスで行くわけです
いろんな国行きますが（もう遠いとこ嫌なんでアジア中心）
同じ人にいっぱい会います
みなさん顔なじみ、各国のフェス毎月行きまくり
そういうフェスはフルパス、２万３万して、
一流オフィシャル・ホテルに航空券に
というと結構な金額になりますが
やっぱりみなさん、ヒマとお金のある
すごいセレブが揃ってます
それかもうサルサ命、給料全部サルサにつぎ込んで
借金までして参加しそうな熱狂的マニアです
かれらは地元では滅多にない
世界のトップ・スター・ダンサーのWS受けて
パフォみて、トップDJとか有名バンドで踊る！
そういう場でいくら払ってでもパフォで出演する！
いつも世界の最先端にいる自分というのが
セレブのステイタスであり、精神的満足です
だから主催者側は競い合ってゲストに
今が旬の世界のトップ・スターを揃えます
この中にアジア人なのにDJロドリーゴがはいってるのは
一時毎年のようにNYの大きいのから小さいのまで
いろんなフェスに呼ばれて
本場NYでギャラとって活躍した唯一のアジア人DJだからです
格が上がったんだよね
本人はおんなじテキトーなアホのおっさんだけどねえ
それまでろくにもらえなかったギャラがぐっと上がった
自分のギャラのことはいいんですが
言いたいことは
我々、フェスでしか行かないんで
そういうセレブの満足のために
インターナショナル・フェスは最先端じゃないと
いけないわけです、フェス同士、国同士の競争
だからイタリアでON2が流行ってる、
フランスでキゾンバが流行ってる、
スペインでセンシュアル・バチャータが流行ってる、というと
いち早く取り入れないといけません
でも地元で庶民がみんな踊ってるのはON1とキューバンです
なんでこんなこと書いてるかというと
自分がフェスでしか海外行かないんで
流行に過剰反応してるんかな？と気づいたからです
ルンビータに海外からの観光ダンサーがいっぱいきだして
よく見てみてみるとみんなON1とキューバンです
スペインの人がバチャータかけてとか、フランス人が
キゾンバとかいうのはたまにいますが
でもほとんどON1とキューバン！！
海外フェスに熱心なセレブと信者は全体の数パーセントで
やっぱりヨーロッパでもどこでも庶民はそういうとこ行かないし
海外観光旅行のついでに夜踊ろうか！というひとは
ON1、キューバンですねえ
NYの人以外ON2もほとんど見ないですよ
でもバチャータは結構普及してるようです
だからDJ内容もフェス用と地元用で選曲ぜんぜん違う
そういえばニシンそばも高級京懐石料理も地元の人食べないもんなあ
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