善光寺公演寒中録画頼りで溜まってしまった録画が処理し切れず、編集機ローカルのテンポラリHDDが満杯になり、録画機の二次保存HDD(USB2)から直接編集した。反応が悪くなると思っていたのだが、ローカルのHDD(USB2)と大差なくてちょっと拍子抜け。
考えてみれば、うちのLANはGbeだからUSB2の最大480Mbpsより速いのだった。USB3が出る前、バッファローがGbeのNASを「USB外付けHDDより速い!」と豪語していたが、あながち誇大な表現ではなかったかも。しかもUSB2が「最大480Mbps」と言っても半二重だから実際の転送でその半分を超えるのは容易ではない。NASなら500Mbpsを超える事も割と珍しくない。だから今回はUSB2の外付けHDD同志の比較においてローカルかLANの向こうのリモートかの差が出なかったのだろう。いや、本体のUSBコントローラ使ってない分リモートにアドヴァンテージさえあるかも知れない。LANコントローラは100Mの頃は安価品はCPUパワーを消費して転送していたが、Gbeになると100%CPUにやらせるのは無理があるから少なからずチップがインテリジェントに仕事してる筈だ。
で実際、別機体のUSB3接続HDDが相手だとローカルのUSB2外付けHDDより反応がいい。勿論USB3で直接ローカルに繋げればもっと速いけど、Core2Duoの編集機にはUSB3はないのだ。旧編集機はミニタワーだったのでPCIeのUSB3ボードをつけて使っていたが、これは内蔵HDDと差を感じられないぐらい快適だった。HDDの速度ってUSB3に届かない程度だっけ?そしてUSB3のUSBフラッシュメモリの反応は劇的だった。…SSDを体験した事のない身には、なのかも知れないが。全二重でシーク待ちがないってだけでこんなに違うものかと感動した。
ノートにハブでUSBを増やしてまでローカルにテンポラリ領域を増やすのはやめて、リモートHDDをもっと活用すべきかも知れない。LANのトラフィックは他人に迷惑かけないからがんがん使ってもいいよね。
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