どこから「友達」なんだろう？

秋と言えば、高校時代は受験勉強真っ最中だった。そんな時、ふみこちゃんが『公務員試験』を受けて来た。その翌日「よっしーちゃん。よっしーちゃんの『お友達』に会ったよ。『この間の試合楽しかったって。』言ってたよ。」と言うが、私には『この間の試合』って何私の『お友達』って誰
私は「その人ってどこの誰さん」とちょっと怒り気味で言うと、説教魔のたか子ちゃんが「よっしーちゃんって『チームメイト』はいないの」とかなり怒って言ってる。私「『女の子』の『チームメイト』は一人もいない」と怒り返した。
そしたら、ふみこちゃんは「H高の石井さん。」と言った。

なんだ、『この間の試合』って3月にあった高校時代最後の大会の決勝戦かい。
石井さんにとってみれば『楽しい』と思うだろうが、私は『プライド』とか背負っているものが大きかったので、そんな『楽しい』気分じゃなかった。

ふみこちゃん達は私の顔と名前を知っていれば私の『友達』と思っているようだけど、石井さんとはただの『顔見知り』で『友達』ではない『友達』だったら高校卒業後の進路をお互いに知っているし、そういう話するさ。住所や電話番号も知っているさ。だから単なる『顔見知り』でしかないので、お互いの今の状況を知らない訳。

だから、ふみこちゃんが「昨日公務員試験受けたら、H高の石井さんに会ったよ。」とでも言ってくれればいいだけの話よ。そのときどういう話をしたのかがとても気になるんだけど・・・

普段の私と卓球大会に出ている私の姿って別人だからね。

私が「東京」にいた時はベタベタしていたのに「福岡」にいる今は赤の他人のような態度だものね。
ただの『遊び友達』でしかなかったんだね。弘美ちゃんは、興味の幅が狭いので、話す糸口があまりない、ワガママ娘だから『縁』をこちらから切らせて貰った次第。