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2017年10月15日05:38

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人間、愚かですばらしい(ジオラマ展)

あれまぁ〜^^; 此処も髄分ご無沙汰になってたわ^^;
毎日、一日の計画を立てるが、半分も出来ない><高齢になり、集中力が衰えたのかな?

でも4人家族の家事全般、姉の施設訪問、ぼつぼつでも、出来ているので、まぁ〜いいか

洋裁をしながらラジオを聞いて居ると 泉佐野、イコラモールで戦後の大阪道頓堀界隈の
風景のジオラマ展をしている事を聞き、孫に車で連れて行って貰った。

作家 南条亮さん 武蔵野美術大学卒 
ジオラマタイトル (人間、この愚かですばらしきもの)
2001年8月 大阪府立現代美術センターで、このジオラマ展 第一回開催

会場に入ると焼け爛れたビル、闇市、トタン屋根の下での生活、終戦直後の光景がそこにある。
食料も不足し、何もかも不自由^^;闇市では空腹を満たすだけの雑炊売り、
浮浪者になった子供たちの、食品の盗み、悲壮だったころの事が、鮮明に蘇って涙があふれた。
係りの人のお話では、焼けただれたシーンでは 匂いを嗅いでいた老人も居られたようだ。

次は少し落ち着いて来た頃のシーンに変わり、子供たちの原っぱでの遊び、紙芝居、家庭菜園
懐かしい、飴細工売り、金魚売、キセルの掃除屋、鍋釜の修理、ポン菓子、店先ではカキ氷
床几椅子では、おじさんたちが将棋をし、米コマ回し、べったん遊び懐かしい光景ばかりだ。
人間他小物は全て粘土で作ってある。見事でした。

戦争の悲惨さ、命の大切さを、多くの人に伝えたいと、一心に作られたのだろう。

作者の後藤亮さんは、これを作られて10年あちこちの地で、展示会を開かれて来られたが、
今は癌に侵され、経済的にも物理的にも、維持する事が困難になり、今回が最終展示会
博物館の様な所に永久保存の希望があるらしい。
私もこのまま埋もれさせるのは勿体ないと、思う。(11月5日まで開催)

アクセス 大阪、南海線、井原の里駅より徒歩5分 いこらもーる 泉佐野





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