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2017年10月13日14:31

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40代以下は自民・維新がリベラルと認識

一昨日の日記に書いたことと、ほぼ同じようなことを、都民ファーストを辞めたばかりの音喜多駿がブログに書いていました。誰でも考えることは同じなんですね。(^^;;

「とにかく政権交代すればいい」は幻想、若年層の良識こそが未来の希望か
2017年10月11日 23:55
http://otokitashun.com/blog/daily/16248/

上記のブログで言及されていた以下の記事には、さらに興味深い指摘がありました。

「売り手市場が続いてほしい」——20代が希望の党より自民党を支持する理由
室橋祐貴 [Business Insider Japan]
Oct. 11, 2017, 06:00 AM86,470
https://www.businessinsider.jp/post-105617?utm_source=dlvr.it&utm_medium=twitter

| 読売新聞社と早稲田大学現代政治経済研究所が2017年7〜8月に共同で行った
| 調査結果によると、40代以下は自民党と日本維新の会を「リベラル」な政党
| だと捉えており、共産党や公明党を「保守的」な政党だと捉えている。対し
| て、50代以上は、従来のように、自民党や日本維新の会を「保守」と捉え、
| 共産党を「リベラル」だと捉えるなど、大きな「断層」が生じている。

これは、ボクの想像をやや上回る現象ですが、理解できなくはありません。アベノミクスのうち、金融緩和と財政政策はリベラル政策ですから、むしろそれに反対する野党の方が経済タカ派に位置します。しかも、困ったことに、野党の人たちにその自覚がまったくない。旧民主党の人たちの場合は、財務省のレクチャーに従うことが現実的な政治なんだと“間違った反省”をしている節もあります。

とはいえ、今の日本では、「保守」とか「リベラル」という言葉の定義自体が、意味不明になっている傾向があります。最近注目されている法哲学者の井上達夫(碧海純一の弟子)は、「護憲をリベラルなどと言ってほしくない」と発言していますが、ボクも同じように感じます。「護憲=リベラル」なんていうのは、海外のリベラルに当てはめることができない、普遍性のない概念ですから。

ところで、失業率の低下や雇用状況の改善については、その主因は生産年齢人口の減少であって、アベノミクスではない、という意見が根強くあります。こんなのは、求人数や採用数などの実数を見れば、間違いだということは簡単にわかります。上記の室橋氏の記事のNewsPicksでも、エコノミストの永濱利廣が、同様のコメントをしていますね。

| 実際、日銀短観の新卒採用状況を見ても、アベノミクス以降の4年間で資本金
| 2000万円以上企業の年間採用実績は8万人以上も増えてますから、人口減少が
| 主因ではないことは明らかです。
https://newspicks.com/news/2549112?ref=economic

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