期日前投票 高校生が一番乗り
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いつも読んでいる経済系メルマガ。こういう場面こそ政治の出番なのだが。
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●大手電力が、建設から年数がたった水力発電所の設備を更新するなど、発電量の
増加に取り組んでいる。温室効果ガス削減が求められる中、二酸化炭素(CO2)
を出さず、低コストで安定的に発電できる水力を有効活用する。関西電力は富山県
の黒部川流域などで、水力の増強を進めている。
黒部川流域には現在、12の発電所があり、発電出力は約100万世帯分に相当
する計約90万キロワットという貴重な電源だ。映画の舞台になり、戦後日本の
経済成長を支えてきた日本最大級の黒部ダムもこの流域にある。
関電は5月、運転開始から80年が経過した黒部川第2発電所の1号機の水車や
発電機を高効率なものに交換した。2、3号機も交換し、2021年11月までに
総出力を従来比3.8%増の7万4700キロワットに高める予定だ。
時事通信 2017年10月8日
●東北電力はこのほど、新潟県阿賀町にある水力発電所「鹿瀬発電所」の大規模改修
工事を完了し、営業運転を再開したと発表した。
鹿瀬発電所は、阿賀町を流れる阿賀野川流域に設置されたダム式の水力発電所で、
1928年12月に営業運転を開始した。以来、電力の安定供給を行ってきたが、運転
開始から約80年が経過し、経年劣化が進行してきたことから、継続して水資源を
有効活用するため、2011年から改修工事を進めてきた。
スマートジャパン 2017年9月15日
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★下の記事に注目してください。90年前に作ったダム式の水力発電所が今も現役で
稼働しているそうです。
今回修理したのは発電用機械を取り替えた位で、ダムそのものは全く修理しなくても
良かったのです。
通常なら鉄骨のビルの耐用年数は40〜60年と言われています。
寿命が来るのは、鉄骨が錆びて朽ちてしまうからです。
しかし、ダムの場合は60年経っても朽ちるどころか、ますます強度を増してゆく
のだそうです。何故なら、ダムは鉄を使っていないため、ダム躯体となるコンク
リートが周りの岩盤と一体化・同化するからです。
つまり、一旦、水力発電所を作れば60〜80年に一度、発電機を取り換えるだけで
他の固定コストや燃料費は不要で、半永久的に発電し続けてくれるのです。
電力会社にとってはまさに宝です。設備投資不要で、キャッシュフローを半永久的に
生み出してくれるのですから。
しかし、水力発電は日本の総発電量の1割しか占めていません。
なぜなら、日本には多目的ダム法と言う悪法があるからです。
日本のダムの多くは水道水供給や発電目的の「利水」と、洪水防止目的の「治水」
の両方の目的のために作られ、使われています。
治水のためにはダムを空にしていた方が良く、多くの方がダムに行って水量が少ない
と感じるのはこのためです。しかし、通常は満水にしておき、大雨や台風の数日前に
予備放流してしまえば洪水は起きません。
今の技術に合わせて法律改正すれば、水不足に悩まされることも無くなり、水力発電
量は倍増されるのです。
また、水力発電量を増やすには、既存のダムの高さをかさ上げする工事をするのが
一番です。悪名高い八ッ場ダムの総コストは5千億円だそうですが、ダム躯体の
工事費は10分の1の5百億円しかしないのです。残りは政治費用その他です。
既存ダムの嵩上げなら、政治費用は不要なので低コストで工事は済みます。
1割ほど高さを増やせば、ダム湖の水量は2倍に増えます。水量が増せば、発電量
もそれに見合って増えるのです。
悪法の改正と、低コストの既存ダムのかさ上げ工事によって、日本の低コストの
水力発電量は3倍に増えるのです。
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