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2017年10月11日23:29

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ユロフスキ×ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団

2017/10/11(水) 19:00- 東京文化会館 大ホール

指揮:ウラディーミル・ユロフスキ
ピアノ:辻井伸行

・ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲
・ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 ハ短調Op.18
*ピアノ アンコール ラフマニノフ:前奏曲 作品32-12
・チャイコフスキー:交響曲第5番 ホ短調Op.64
*アンコール チャイコフスキー:歌劇「エフゲニー・オネーギン」よりポロネーズ

都民劇場会員としてユロフスキとロンドンフィルのコンサートい行ってきました。両方私にとってはお初です。楽しかった!

メインのチャイ5が一番よかったですけど、マイスタージンガーもそうだったのですが、甘さがまったくない引き締まった、でもとても重層的な響きを持つ演奏で、ベートーヴェン的なチャイコフスキーという印象でした(褒めてます)。ドイツっぽい音っていうことなのかしら(オケもそんなに詳しくないのでいろいろ間違ってたらすみません、教えてください)。

そしてユロフスキの指揮スタイル、かっこいい。ネットでは省エネとか書いてあったけど、私はそういう手抜きしてる感じは全くしなくて、体の動きは少ないけどかなり威圧感があり、オケに対して有無を言わさない強いプレッシャーを感じました。帝王って感じ!途中目線だけでヴァイオリンに合図送ってるところもあったし。ペトレンコみたいに全身使って振る人も楽しいけど、こういうスタイルも支配者っぽくて面白いです。

ラフマニノフのピアノ協奏曲は大好きな曲で、久しぶりに聴いて気持ちいいわーと思いました。昔々に、やはり辻井さんでこの曲をナマで聴いたことがあるように記憶してるのですが、そのときと比べると辻井さんも大人になったかなという印象。昔は少年ぽいキラキラした響きがあったけど、今日は大人っぽい音になってると思うところも。でも私、正直言っちゃうと、今日も以前聴いたときも辻井さんのピアノをすごい大好きと思えなくて・・・ファンも多いみたいですし私がよく分かっていないだけか、単に嗜好の問題だと思いますけどね。

そういえば今日は文化会館の大ホールがほぼ満席でした。たぶん辻井さん目当ての人がたくさんいらっしゃったのでしょうね。凄い人気だな!
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