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2017年10月11日19:55

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若者層は保守的? 内閣・自民支持(毎日新聞)

野党の人たちを見ていると、

「安倍一強は危機的な状態であり、これを止めるためなら野合でも構わない」

という感覚を持っているみたいで、そこに何の疑問も感じていないようです。

でも、実際ところ、大多数の国民は「安倍一強が危機的」などとは思っていないでしょう。支持率が落ちたと言われながらも、内閣支持率は4割弱を保っているわけだし、そこからして、世間の感覚からはズレています。

特に若い世代が自民支持・安倍支持なのは、ちょっと想像力があれば、誰にでもわかること。

彼らは、物心がついたころから就職難の恐怖を身近に感じながら、民主党政権時代を過ごしてきた世代です。ところが、ここ数年は高卒も大卒も就職は絶好調なんですから、自民支持・安倍支持になるのが当たり前。むしろ、この前提の下で民主党支持とかだったら、逆にマインドコントロールでもされているんじゃないかと、疑いたくなるくらい。

ちなみに、ワイマール期のドイツでナチスが支持されたのは、社会民主党政権が緊縮政策で失業問題も悪化させたの対し、ナチスは拡張政策で失業問題を解決したから。

また、今年のイギリス総選挙で、野党の労働党が勝利し、メイ首相の与党保守党が過半数割れしたのも、保守党の増税緊縮路線に対して、労働党のジェレミー・コービンが反緊縮の旗を明確に掲げたから。「人々のための量的金融緩和政策」です。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%BA%E3%80%85%E3%81%AE%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AE%E9%87%8F%E7%9A%84%E9%87%91%E8%9E%8D%E7%B7%A9%E5%92%8C%E6%94%BF%E7%AD%96

なお、Wikipediaでコービンの項を見ると、スティグリッツやクルーグマンがコービンの反緊縮政策を評価しているようですが、この2人はアベノミクスも評価していて、安倍首相とも何度か面会しています。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%AC%E3%83%9F%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%93%E3%83%B3

――ようするに、安倍一強なんじゃなくて、野党がバカすぎるというのが、実体なんですよね。
おそらく、国民が求めているのは、安倍内閣が50〜60点なら、それより上の70〜80点が取れそうな野党なんですけど、日本の野党がイギリスのコービンのような境地に達するのに、あと何年かかるのでしょうか……。○| ̄|_

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衆院選
若者層は保守的? 内閣・自民支持多く…世論調査

毎日新聞2017年10月9日 08時30分(最終更新 10月9日 08時30分)
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20171009/k00/00m/040/079000c

 衆院選公示を10日に控え、国政選挙では、昨年夏の参院選から選挙権を得た、18歳以上の10代の若者が今回初めて衆院選に臨む。総務省によると、前回参院選で10代は40歳前後の世代と同程度の46.78%が投票し、投票意欲は決して低くはない。各党とも新たな票田として注目しているが、各種の統計や専門家の分析によると、10代から30代までの比較的若い世代で政治意識が保守化していると言われる。全国各地の10代有権者10人にその背景を聞いてみた。【大隈慎吾、水戸健一、野原寛史】

 最初の調査では20代以下の内閣支持率5割弱に対し、70歳以上や40代は4割台、他の世代は3割台どまりで、20代以下の高さが際立った。2度目の調査でも20代以下と30代は4割台で、40代以上は3割台にとどまった。

 年代別の自民党支持率も、最初の調査は20代以下が4割弱と最も高く、30〜60代の2割台と好対照。2度目も20代以下は3割程度で、30〜60代は2割台だった。

 こうした傾向について、10代有権者の多くは「何も知らないままなら、有名な候補に」などと政治的な知識不足を背景にあげた。福岡市の男子大学生(19)は「知らないし、わからないと現状維持で問題ないと考えるからではないか」と話す。

 「関心のない人がとりあえず名前を知っているから入れている」「自分の主張がないから、支持者の多い方に流される」などと同世代に厳しい指摘もあるが、「民主党政権はマニフェストも達成できず、インターネットの発達で失敗も隠せない」「安倍(晋三)首相はリオ五輪閉会式のスーパーマリオの演出など見せ方もうまい」といった声も聞かれた。

 世代間の違いを指摘する声も出た。北海道の男子大学生(19)は「自分たちは子供のころから雇用難。安倍政権で景気や雇用が改善し、わざわざ交代させる必要もないと考えているのでは」と話す。

 大阪市の予備校生(18)は「私の祖父母は野党側の考えに近いが、若い世代は安保闘争のような大きな政治運動の経験がない。野党の政策はどこか理想主義的で、現実的な対応をしてくれそうな自民がよく見える」と解説した。

 有権者の政治意識や投票行動を研究する松本正生・埼玉大社会調査研究センター長によると、他の各種世論調査でも10代を含む若い世代で内閣や自民党の支持率が高い傾向にあり、男性が女性よりも高いという。松本さんは「安倍首相のきっぱりとした物言いや態度に若者が好感を抱き、ある程度の固定ファンがいるのではないか。大企業や正社員を中心とする雇用の売り手市場や株高の現状が続いてほしいという願望が、若い世代で強いのだろう」と話す。

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