展覧会 展覧会 北斎 −富士を超えてーを、あべのハルカス美術館で観ました。
大英博物館との国際共同プロジェクトです。世界中の美術館等から、選りすぐりの作品が集められました。
出品作品に、肉筆画６６件を中心に下絵も含まれ、合計２０２件の作品が出品されており、質量ともにレベルが高いです。
９０歳まで生きた北斎。晩年の３０年に焦点が当てられ、北斎の人となりに迫っています。９０歳のときの絶筆もあります。北斎が目指したのは「神の領域」。
また、娘・お栄が「応為」の画号で描いた作品もあります。最近TVでお栄のことがドラマで取り上げられていたので、興味津々でした。
展覧会を観終わって、北斎がいかに偉大か、世界中の画家に影響を与えたか、とその功績に思いをはせました。
出品作の中で特に目を引いたもの：
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存在は知っていたけど、実物を見たのは初めて。代表作「富岳三十六景 神奈川沖浪裏」（The Great Wave）にも通じる波がしらの表現が素晴らしい。
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肉筆画の傑作。メトロポリタン美術館所蔵。１１月５日までの期間限定。
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油彩画を思わせる配色。このような絵を、外国人の求めに応じて北斎が描いていたとは初めて知りました。ライデン国立民族学博物館所蔵。１０月２９日までの期間限定。
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