ロッテ伊東監督、若手の成長期待「支える選手に」
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昨日の試合を終え、伊東監督のマリーンズでのシーズンが終わった。
2013年から5シーズン、色々あったけれど、とにかく新しい世代の選手を掘り出すのに苦労して苦しんだ五年間だったよね
伊東監督が就任した2013年のマリーンズは世代交代を放棄し、ベテランが最前線で戦い続ける停滞したチーム。
2005年から2010年までチームを引っ張ってきた大ベテラン達がどっかり居座り、新しい世代の選手達はその脇で遠慮がちに野球しているという感じだった。
しかし、その大ベテラン達も2010年を境に力が落ちて行く一方………レギュラーシーズンを戦うのもやっと、夏場から秋にかけての減退が著しく粘りきれないチームになっていた。
西村政権ではなかなか手が出せなかったベテラン陣達の聖域。
伊東監督は就任一年目からその聖域に手をつけた。
個人的におっ

っと思ったのは井口のコンバート。
西村監督がどんなに衰えが見えて厳しい状態になっても手が出せなかった井口に手をつけるとは伊東監督、なかなか強いなって思った。
しかし、やはり一年目からチームをガラリと変える訳には行かず、結局ベテラン頼りな所はそのまま継続された。
でも、その一方でなんとか新しい世代の選手を見いだそうと色々試行錯誤もしていたね。
いい素材を引っ張りあげていけるかな?と期待させるところもあったけれど、それがなかなか継続できない。
結果、とっかえひっかえ、二軍から上げては落とし、やっぱりベテラン陣の力は凄いんだなと改めて思い知ることになってしまった
それでも伊東監督の手腕で一年目はクライマックスに進むことができた。
これでチーム全体に勢いがつき、新しい世代の選手も元気になるんじゃないかと期待したのだけれど、この年のペナント優勝チーム、イーグルスは物凄い勢いと力でちょっと勢いついてきたかな?というマリーンズを一気に蹴散らしていった。
この時感じたのは経験豊富で力もあるベテラン陣も勢いある相手には抑え込まれてしまうんだなという事。
そして、ベテラン陣に続く選手はもっと弱いんだなという事。
ベテラン陣が第一線を退いたあとどうなっちゃうんだ?ってかなり不安になった。
この年はクライマックスシリーズに進出し、ファイナルステージまで行けた喜びよりもこのままじゃヤバいという不安と焦りの方が大きくなった。
しかし、それから先は不安が的中
頼みのベテラン陣は衰えが激しくなり息切れぎみ、しかし、代わりに伸びてくる後輩もおらず相変わらず一軍と二軍、スタメンとベンチを行ったり来たり……
特に苦しくなったのは先発投手陣。
一応、ローテーションは組める事は組めたけど、5回もたない選手が多くて中継ぎにかなりの負担がかかった。
一番酷いなって思ったのは先発に見合う選手が見つからなくて松永や大谷に先発任せるしかなくなったりした時。
伊東監督が就任してから五年、先発投手不足は結局解消されぬまま終わってしまったね。
二木、関谷、佐々木、酒居、成田……必死になって集めた投手達が先発としてようやく花開きそうなのだがはてさて……
さて、一方、就任してからずっと投手陣の整備に力をいれていたせいか野手陣に関してはあまり力が入っていないように見えてしまった。
ドラフトを見ても新入団選手はやっぱり投手が中心。野手陣は今いるメンバーで何とかしという感じだった。
が、なんとかならないまま月日は流れ、今年の悪夢に繋がってゆく事に。
伊東監督も野手陣の底上げをはかろうとチャンスは随分あげていたように思えるのだが、それを掴めた選手はほとんどいない。
唯一、田村は球団一推しの吉田をおさえてチャンスを掴みとった。
ただ、正捕手としてまだ地位を確立できてはいないようだが……でも、里崎が居なくなった後を埋められる選手が出てきたのは喜ばしい。
球団一推しの吉田はちょっとメンタルが弱かったようで、戦う前から負けてしまった。
しかし、この球団はお気に入りの選手と一押しの選手には本当、懐が広い。
どんなに失敗しても結果が残せなくてもチャンスを沢山くれる。
逆にお気に入りから外れている選手に対しては一つのミスも許さないといった感じになる。
この差は伊東政権以前から結構見られていたが、一体何を選手に求めているのか、チームに何を求めているのかわからなくなるね。
しかし、与えられたチャンスをモノに出来れば推しでなくても気に入られてなくとも使ってもらえるようになる。
少ないチャンスの中でどれだけアピールできるかが出世への第一歩なのだが………それができるガツガツした選手がいないんだよね〜
伊東監督もよく口にしていたけれど、執念とか泥臭さとか、気迫とか、そういうものが見えない選手が多い。
マリーンズの黄金時代を支えてきたベテラン選手達にあって今、これからを担う選手に無いものといったらやはりそういう気持ちの部分かな。
ベテラン陣が次々と一線を去り、必然的に新しい世代の選手がチームの中心になるようになってきたが、どうも勝ちへのこだわり、目立つことへの欲求が見てとれなくて、観ている方はなかなか熱くなれない。
皆、いい所を見せてベンチに気に入ってもらおうって感じで勝つことが二の次になっているように見えてしまってね……一軍もどこかファームのような感じになってしまった。
そんな状況の中でも2年連続でクライマックスシリーズに進めたんだから凄いよなぁって変な感心の仕方をしてしまった。
実際、クライマックスシリーズに出ていいようなチーム状況ではないと思ったんだけどね。
けど、クライマックスシリーズという大舞台で悔しさを味わえば何か変わるんじゃないかな?って期待したのだけれど………
なんかやっぱりのほほんとした所は変わらなかった。
力はさして無いのにクライマックスに出たということで他球団からのマークがキツくなって更に力が出せなくなる。
だけど選手達は相変わらず自分のプレーしか見えていない。
今年は特にベンチとの意思疏通もうまくいかなかったようでチームはバラバラガタガタ……伊東監督をもってしてもチームを立て直す事が出来なかったね。
2011年以降、落ちて行くままだったマリーンズをなんとか再浮上させようと奮闘した伊東監督であったが、伊東監督がチームをあずかった時には腐敗がちょっと進みすぎていたね。
球団も選手もどこか他人任せ。
お互い意見をもってぶつかり合う事を避けてなあなあに納めようとする。
伊東監督が来る前からあった空気だけれどベテランが次々と去ってからどんどん強くなっていったような気がする。
フロントと監督、監督とコーチ、コーチと選手、
選手と監督……ここにお互いの意思疏通がしっかりなされていたのか?
伊東監督最後の年にその疑問が強く出た。
今年の歴史的大敗を経験して球団や選手は何を思うのか?
最後の1ヶ月とちょっと、結構いい試合多くて新世代の選手も固まってきてマリーンズに明るい光が射したように思えた。
この光、大きく輝かせることができるのか?
新しい時代の新しい体制に期待したい。
この五年間を無駄にしないためにも来年、しっかりチームを作っていってもらいたいね

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