予想と、半分願望

■衆院選１１８０人が立候補【１７衆院選】
(時事通信社 - 10月10日 16:00)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=4806001

北朝鮮情勢の緊迫感が高まっている状況で、安保体制強化、憲法改正についても理解・支持する人が増えているかと思います。また北朝鮮への対応方針として安倍政権の「強気の外交路線」が一定の支持を得ている状況ですので、この状況下では外交担当者・方針の一貫性を重視するという意味でも、基本的には安倍政権を支持する、自公に投票する人は多いのではないか、自公の勝利は揺るがないのではないかと考えます。
簡単に言えば、「勇ましい態度をとって弱腰を見せないことが、結局戦争にならない道である」「北朝鮮から急に攻撃される恐れがあり、備えとして防衛力増強や安保法・体制整備、改憲が必要」又は「あるいは北朝鮮を武力行使で制裁して問題の解決を図るべき」等々と考える人は、安倍自公に投票するのが筋かと思います。

対して、「双方が威嚇しあい、軍事力を誇示、強化した先に戦争がある」「戦争は絶対に選択するべきでなく平和的解決を図るべき」と考える人、改憲や安保法・体制整備、防衛力増強は適当ではない、投票の際にそれを重視する人は、共産・社民・立憲民主党に投票するのだと思います。

そんなことを考えると、希望に投票するのって、どんな人なのだろう、と思います。政策的には自公政権と余り違いが無くて、しかも自公には「実績」があるのですから。
それに加えて、民進党の合流のごたごたの中で、「前原氏と小池氏が共謀」したのか「前原氏が小池氏に騙された」のか知りませんが、一旦「民進党が党を挙げて合流」と説明しながら、後で「踏み絵」を出してきて、一部の者を排除したというのは、政策的な賛否と別に、小池氏や前原氏が「信頼できる人物か、また頼りになる人物か」という点で、疑念を持たれる、「悪人」になったのではないかと思え、
その意味でも、希望が広範な支持を得られるとは思えないのです。

というわけで、私としては、
「安倍自公政権が勝利する」「共産・社民・立憲民主党が一定度躍進する」「希望は大した結果を出せない」
ということになるのではないかと、そう考えます。