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2017年10月10日00:11

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セゴビアのアルカサール

ゴルドバから新幹線でマドリードまで2時間。
2等車にはTVが2つ付いていた。
しかし、生憎ヘッドホンが無いと聴けない。
あとで、JTBの観光ガイド用のイヤホンが使えるじゃないと気づいたけど、まあ、ほとんど一直線の線路で、横揺れも少なくて快適に着けたのでいっか。
駅で、ガイドさんに朝メニューは10時までやってて、お昼は14時から16時までやってるとか説明を受ける。
といっても、サマータイムとかゆう夏時間で2時間前後調整してるので、
10時←本当は8時
14時←本当は12時
なんだから、結局サマータイムやってないのと同義ではないだろうか?
ややこしくなっただけ。
ちゃんとやってるのは学校と役所位か?
お昼のシェスタで昼寝はいいなぁと思う。
我々旅行者は7時に朝御飯なので、本当は5時に食べている。
故に、朝カーテンを開いても辺りはまだ真っ暗。

昼食は仔豚の丸焼き。
みんなで料理の写真撮影後、ウエイターのおじさんが、お皿でグサグサ料理を刺して、ええ?それも写真に撮りたかったよ!とか思ってるうちにお皿をぽいっと床に捨てて、パリンと砕ける皿。
なんかの儀式だったみたい。
これは勉強不足だった。

バスで1時間半で、セゴビアの水道橋にたどり着く。
ただ、石を組み合わされて作られている為、壊れやすく、結構何度も修復されてきたこの水道橋は、悪魔が作ったとされる。
何でも天使と悪魔のせいにするのはどうかと思うが、壊れやすいなら木で作っとけば良いものを、わざわざ石で作っちゃうのがこの国の石工の心意気なんだろうか?
真っ直ぐ通した後は、この地のアルカサールまで足元に水路が続く。
古い町並みや、細い路地を通り抜けると、その先にお役所、教会、そして王城アルカサールが見えてくる。
大きさは小ぶりながら、お堀があって、井戸があり、難攻不落の要塞であります。
大砲とかゆう無粋な兵器が出来上がるまでは、鉄壁と云えたんだよね〜。
中には、当時使われていた鎧や、家具類、寝具が展示されていたりして、見処はあります。
ベッドが小さいのは、当時の寝方が半分起こしたまま寝てたせいなんだが、ガイドさんは、「敵が多くて、すぐに起きられるように」という説明だった。諸説あるのだろうか?

晩ごはんは、フラメンコショーを観ながら食べるためにお店に直行。こうゆうお店は、タブラオと云うらしい。
在りし日のアルハンブラ宮殿を再現したという店内の内装は、ゴテゴテしてて、極彩色で、ちょっと悪趣味。タイルは素敵だったけど。
色がはげて真っ白の今の状態の方が好きだなぁ。

フラメンコは、板の上でタップダンスの要領で音を鳴らせて踊る訳なんだけど、その上、店内は狭くて、地下で、音が物凄く反響するので、太鼓を打ち鳴らしたときの様に、腹に響く。テレビで観てたより、音に迫力がある。
ギター、手拍子、踊男1、踊女2の5人編成。
この店は、正直、ご飯美味しくなかった。
隣の白人のツアー客は、生ハム料理を食べてたが、シェフの腕が期待できないこうゆう店の場合、あーゆーメニューの方が良かったなぁ。

今回のホテルの部屋は12階だったんだけど、さすがに首都は明け方まで喧騒やパトカーの音が鳴ってて、うるさかった。
つか、スペインのホテルの防音されなさすぎ。


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