井上富雄＋尾上サトシ＋田中徹 2017.10.05 下北沢440

それでは10/5に下北沢440まで井上さんのライブを見に行って
きたので、いつものように感想書いておきたい。

井上さんのライブを見るのは７月のBarrier Gates以来。この
日のライブは井上富雄＋尾上サトシ＋田中徹というメンツで、
スムース・セッションというタイトル。このメンツでのライブ
は４月以来２回目とのことだが、私は１回目は見逃しているの
で非常に楽しみにしていた。いつものあたりに陣取り開演を待
つ。

ライブはインスト曲から始まった。リハのスタジオで即興で出
来た曲だろうか。こういうのはタイトルどおりセッションっぽ
くていい。初めて聴く田中徹さんのドラムがかなりタイトでキ
レが良くていい。

ライブはその後「寝ぼけまなこ」「土曜の夜と日曜の朝」「虹
のかけら」と続き、「あの丘の上」から井上さんがアコギに持
ちかえてアコースティック・コーナーへ。本人も「オノちゃん
と二人でアコギライブやって、アコギ弾きながら歌うのもさま
になってきたかな」と自画自賛していたが、見ている方もそう
思う。

それにしても「夜間飛行」は名曲だわ。今までBarrier Gates
でロックアレンジ、ジャズっぽいアレンジといろいろ聴いてき
たが、このアコギバーションもいい。この曲は早くＣＤ化して
ほしいと思う。この曲聴くと、海外旅行した時の夜間飛行を思
い出すんだよね。あのどこか透明な不安感。でもそれが何故か
安らぐような気持ちになるような。

アコースティック・コーナーは「上昇気流」で終了し、また井
上さんはベースに持ちかえる。「螺旋階段」は良かったなあ。
７月の井上さんのライブでも聴いたのでまだ２回目だけど、す
っかり気に入ってしまった。

そんな感じで調子よくライブは進んだのだが、本編は７０分く
らいで終了。客席みんな短いと感じていたのかアンコールの拍
手の中、わりと早くメンバー登場。アンコールは１回。「赤茶
けた街の太陽」「蜃気楼の彼方」の２曲。「赤茶けた街の太陽」
はBarrier Gatesで聴いて以来私のお気に入りの曲なので嬉し
かった。

そういう訳で全体で８０分くらいと短めだったものの、いいラ
イブでした。井上さんはこのバンドをTOMIO BANDと呼んでいる
ようで、今後は定期的にライブをやってくれそう。

また、12/7には下北沢440で、このTOMIO BAND＋Barrier Gates
＋Cajun Moon Bandという組み合わせでライブやるとのこと。
まさに井上さん祭り（尾上さんも全部参加してるけど）。１２
月は個人的にいろいろあって行けるかどうかまだわからないが、
都合さえつけば見に行きたい。

井上富雄＋尾上サトシ＋田中徹 2017.10.05 下北沢440
01.（曲名不明・インスト）
02.寝ぼけまなこ
03.土曜の夜と日曜の朝
04.虹のかけら
05.あの丘の上
06.今日もこの街に夕暮れが訪れる
07.夜間飛行
08.上昇気流
09.（曲名不明・インスト）
10.（曲名不明・インスト）
11.Morning Dew (朝露)
12.螺旋階段
13.（曲名不明・インスト）
（アンコール）
13.赤茶けた街の太陽
14.蜃気楼の彼方